株式会社ゴンドラ 広告本部 コンバージョンデザイン部 部長 尾﨑さんにアフィリエイト広告の動向についてインタビューしました。
第1弾は「【怪しいって本当？】アフィリエイト広告のメリットとは？運用には注意点も…」をご覧ください。
アフィリエイト広告の動向についてインタビュー
ステマ規制による影響はありましたか？
意外に影響はありませんでした。ステマ規制が2023年10月に施行された際、PR表記の追加を媒体さんには徹底いただいたのですが、PRを入れたからといってCVRが落ちるわけではなく獲得に影響も出ていないです。
ただ、中にはアフィリエイト広告に「PR」とついているだけで、敬遠される方も一定数はいると思うので、「どうクリアにしていくか」は業界の課題だと感じています。
コロナ前とコロナ後でアフィリエイト業界に変化はありましたか？
コロナの影響で、獲得できるジャンルに若干の変化がありました。例えば、ウォーターサーバーや宅配食事サービスなどは、コロナ後から伸びて、現在も引き続き好調です。在宅勤務の浸透が大きな要因のひとつと言えます。
最近、ポイ活に注目している人が多いと聞きました。アフィリエイト広告としてポイントサイトは重要なサイトの1つなのでしょうか？
そうですね、獲得数を増やすための重要なサイトです。そして、掲載スピードもかなり早いですし、ポイントサイトを1つのECモールのように利用するユーザーも一定いるので有効な獲得手法です。
ただ、ポイ活と言われるようにポイント目当ての人がいることも事実だと思いますので、そうじゃない人を集めるための単価を設定し、商材による使い分けができれば、マイナスなことはないかなと思います。
このようなことを、お客様に理解してもらいつつ、「今は獲得数を増やしたい」ということであれば、アフィリエイト広告の有効な施策として、ポイントサイトへの掲載を提案いたします。
アフィリエイト広告で成果を出しやすい商材の特徴は何ですか？
商材力はやはり大事ですね。どんなに良い条件でたくさん露出しても、結局その商材自体にユーザーメリットや他社と比較した上での魅力が見い出せないと獲得はなかなか難しいですね。
ただ、商材の良さをいろいろな角度から発信していくのがアフィリエイトでもありますので、訴求軸について模索しながら拡大を目指していきます。
成果が出にくい商材の場合、他にはどのようにアプローチを行いますか？
1つの手段としては、LPOを提案できます。そもそも、CVRが高い案件じゃないとメディアさんも扱ってくれず、掲載も下げられてしまいます。
LPOの一環としてデザインを綺麗にしたり、導線をわかりやすくしたり、余計なものを省いたりして、CVRが高くなるようなアドバイスを実施しています。
読者のみなさまに、お伝えしたいことはありますか？
コントロールがしにくいといった点でマイナスなイメージを持たれがちですが、許容の獲得単価内で様々な獲得手法を用いて面を増やせるのがアフィリエイト広告の1番のメリットです。
近年は規制も厳しくなり、ついて来れないアフィリエイターはどんどん精査されていっております。ゴンドラでは法令順守・ガイドラインの徹底などに力を入れておりますので、その点は安心してお任せください。
アフィリエイトは長期的に運用することで結果に繋がります。貴重なアフィリエイターという存在を味方に付けて、まだアプローチできていない層の獲得をぜひ一緒にしていきませんか。
尾﨑さん、ありがとうございました〜！！
