話題のメタバースって?意味と企業の活用事例をわかりやすく解説

話題のメタバースって?意味と企業の活用事例をわかりやすく解説

メタバースとは、インターネット上の「仮想現実空間」やそれに関連するサービスのことです。現実世界のようにコミュニケーションを取ったり経済活動したりできるメタバースは、今マーケティングの分野でも話題になっているんです!今回は、メタバースの意味や活用事例、今後の可能性などについてわかりやすく解説します。

 
ビギニャー

先輩、最近「メタバース」っていう言葉をよく聞くんですけど、意味わかりますか?テレビとかネットで当たり前のように使われるから、なんだか今さら聞けなくて……。


 
シニヤン

若い子でもまだまだ知らない人が多いし、ビギニャー君がわからなくても無理ないかも。今日は、メタバースを勉強してみようか。


 
ビギニャー

わぁい!ありがとうございます!

今注目の「メタバース」とは?

メタバースとは、インターネット上に仮想現実空間を作り上げ、そこでユーザー同士がコミュニケーションを取ったり、現実世界のような生活を送ったりする技術や空間、関連サービス全般を指します。
「meta(超)」と「universe(宇宙・世界)」を組み合わせた造語で、近年ビジネスやマーケティングの領域で注目度が上がっています。

仮想現実とは、「VR(バーチャル・リアリティ)」によって作られる空間のこと。
わかりやすく例えると、任天堂のゲーム「どうぶつの森」のような仮想の世界があり、そこで五感を通じたリアルな体験や生活をしたり、経済活動をしたりすることが「メタバース」ということなのです。

ちなみに「VRの世界=メタバース」ということではなく、VRはメタバースを構成する1つの要素でしかありません。
ほかにも、拡張現実(AR) や人工知能 (AI)、モノのインターネット (IoT)、ブロックチェーンなど、さまざまな最先端技術によってメタバースは構成されています

 
シニヤン

会社で使っている「バーチャルオフィス」でアバターを使って通して会議したり、仮想空間のホワイトボードに文字を書いたりすることも、メタバースに含まれるね。


 
ビギニャー

へぇ~、言葉を聞くと難しい感じがしますけど、結構身近なところでも活用されているんですね!


 
シニヤン

うんうん、気付かずに活用している人は多いと思うよ。メタバースは、今後マーケティングにも大きな影響を与えると言われているんだよ。

メタバースが今後マーケティングに与える影響

メタバースは、今後マーケティングに以下のような影響を与えると考えられています。

①ブランドやサービスの体験を深める販売戦略として活用される

メタバースを利用すれば、自宅や外出先でも商品やサービスを体験できます。
たとえば、会社の休み時間に仮想現実の店舗で商品を試着・購入したり、自宅から物件を内覧したりすることも夢ではありません。
実際にバーチャル店舗を運営している企業は増えていて、こういった「体験」に特化したECサイトは、今後さらに増加していくことが予想されています。

②メタバース自体が商品になる

販売戦略の一部としてメタバースが活用されるだけではなく、メタバース自体が商品になることもあるでしょう。
たとえば、VR技術を活用した音楽フェスや美術館、娯楽イベント、ファッションショーなどが一例として挙げられます。
メタバースイベントは会場のキャパシティを気にしなくていいですし、感染症対策の観点からもメリットが豊富です。

③コミュニケーション手段として活用される

メタバースは、コミュニケーションの手段としても活用できます。
遠隔地から店員の接客を受けたり、アバターを通してお問い合わせ対応や商品説明を受けたりすることも可能です。
近年は電話やメール、チャットなどを活用する企業が増えましたが、「相手の表情が見えたほうが安心」「実演形式で説明してほしい」といったニーズが一定数あることも事実です。
もちろん現実世界と全く同じ体験の提供は難しいですが、アバターなどを通して動きや表情とともにコミュニケーションが取れるメタバースは、お客さまのCX(購買体験)を大きく向上させてくれるでしょう。

 
ビギニャー

わぁ、なんだか近未来感がありますね……!でもメタバースを活用できれば、マーケティングの可能性が一気に広がりそうでワクワクします!


 
シニヤン

実際、すでにマーケティングにメタバースを活用している企業も多いんだよ。

マーケティングにメタバースを活用している企業の事例

マーケティングにメタバースを活用している企業は、年々増加しています。
そこで、ここでは実際の事例を2つご紹介します。

①おうちで海外・国内旅行へ!|株式会社エイチ・アイ・エス

旅行事業を展開するHISでは、Zoomなどのコミュニケーションツールを活用したオンライン体験旅行のサービス提供を開始。
おうちから海外・国内の絶景を楽しめ、各地の名産品を購入したりツアーのセット内容として食材を自宅まで届けてもらったりすることも可能です。
体験者数は20万人を突破し、新しいカタチの旅として多くのユーザーに選ばれています。

②バーチャルスタッフによる接客で快適なショッピング|株式会社ビームス

人気セレクトショップBEAMSは、2021年12月に開催された「バーチャルマーケット2021」に店舗を出店しました。
話題作のアニメとコラボレーションした商品やBEAMSの商品などを取り扱っており、店内では社員によるバーチャル接客も受けられます。
スマートフォンやパソコンからも気軽にアクセスが可能で、専用の機器がないユーザーでも気軽にメタバースを体験できると話題になりました。

 
ビギニャー

商品を売るためだけじゃなくて、メタバース自体が商品になるっていうのも面白いですね!


 
シニヤン

そうだね。メタバースではとにかく「豊かな体験」を提供できるから、今までよりもお客さまに満足してもらえるサービスを提供できる可能性があるんだ。


 
シニヤン

次は、メタバースをマーケティングに活用するメリットを見てみようか。

メタバースをマーケティングに活用するメリット

メタバースをマーケティングに活用すると、以下の4つのメリットが得られます。

①物理的な制約がなくなる

メタバースを活用すれば、移動することなく店舗に訪れたり遠方の人とコミュニケーションを取ったりできます。
移動にかかる時間や費用を削減できますし、感染症対策にも効果的です。
企業側も、店舗や会場を用意することなくお客さまに体験を提供したり接客したりできるので、コストやリソースを大幅に減らせます。

②コミュニケーションに役立つ

アバターの表情や動きとともにコミュニケーションが取れるメタバースでは、電話やメールよりもお客さまに寄り添ったサービスを提供しやすい点がメリットです。
お問い合わせ対応やアフターサポートに関しては、より感情や動きが伝わるメタバースを通したコミュニケーションのほうが満足度を向上させられるでしょう。

③より商品やサービスを知れる

従来のECサイトでは得られる情報が限られていたため、「写真と色味と違った」「サイズが合わなかった」という経験をしたことがある方は多いかもしれません。
対して、メタバースでは仮想現実を通じてよりリアルに商品やサービスを知ってもらえます。
洋服を試着したり商品を手に取って360度回転させたりすることが可能なので、より納得したうえで商品を購入してもらえますし、購入後のクレームも防げます。

④環境問題やハンディキャップの解消に役立つ

仮想現実でマーケティングを行うことは、環境問題やハンデキャップの解消にも役立ちます。
実店舗のような備品や消耗品は不要ですし、従業員の移動や店舗の運用時に発生するCO2も削減可能。
さらに、育児や介護、病気などで外出が困難な方も来店・就業できるので、さまざまな方が平等に活動できる点も大きなメリットです。

 
ビギニャー

お客さまの満足度向上だけではなく、感染症対策や環境問題対策、ハンデキャップ対策まで可能だなんて……!メタバース、恐るべし!


 
シニヤン

メタバースにはとにかくメリットが多いんだけど、実際に導入するときはデメリットにも気をつけないといけないんだよ。

メタバースのデメリット

メタバースには、以下のようなデメリットもあります。

①プライバシーや悪用のリスクがある

メタバースは、個人の識別情報や生体反応、現在地、金銭的な情報など、さまざまな個人データを仮想空間上へリンクさせなければ成り立ちません。
しかし、お客さまが多くの情報を提供することになれば、それだけ情報漏えいや悪用のリスクは高まります。

現時点では、まだメタバース上のトラブルや犯罪に対する取り締まり体制が整っていません。
企業はデジタル犯罪や情報漏えいが起きないよう、今まで以上にセキュリティ対策を厳重に行う必要があります。

②デジタル格差が生まれる可能性が高い

メタバースは非常に便利な技術ですが、すべての人が上手に活用できるわけではありません。
年齢層が高い人のなかにはデジタル機器に慣れていない方が多いですし、若くてもオンライン上の経済活動に抵抗感を抱く方はいるでしょう。
「デジタル格差」によって、メタバースに対応できない従業員やお客さま、企業が出てくることは十分に考えられます。

③まだまだ導入のハードルが高い

メタバースは、導入のハードルが非常に高いです。
関連する知識を身につけるのはもちろんのこと、ツールやシステムの導入、空間やサービスの開発など、必要な準備は多岐にわたります。
導入のサポートをしてくれる専門家もまだまだ少ないので、知識やリソースがない企業がいきなりメタバースに参入することは難しいかもしれません。

 
ビギニャー

まだ新しい技術だから、法律とかサポート体制がまだ整っていないんですね……。興味はありますけど、やっぱり簡単には参入できませんよね。


 
シニヤン

そうだね。興味があっても、リソースや知識不足が問題でなかなか一歩を踏み出せない企業は多いかもしれないね。


 
ビギニャー

で、でも、きっとこれからメタバースを導入する企業が増えていきますよね!?遅れを取らないためには、今何をすればいいんでしょうか!?

今企業が行っておきたい対策

マーケティング分野で注目度が高まりつつあるメタバースは、まだまだ導入のハードルが高く、利用者もそう多くはありません。

しかし、5Gなどの通信技術の発展や新型コロナウイルスによる新しい生活様式が定着したことにより、メタバースの技術開発や普及に追い風が吹いていることも事実です。
これから導入する企業が増えることは十分に考えられるため、対応が必要になったときに乗り遅れないよう、日頃から最新の情報を収集しておくことが大切です。

今回ご紹介した活用事例やメリットを参考に、自社でもメタバースを活用したビジネスモデルやマーケティング戦略を考えてみると、新しい発見があるかもしれません。

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