ランディングページ(LP)とは?目的とメリット、制作の流れをやさしく解説

ランディングページ(LP)とは?目的とメリット、制作の流れをやさしく解説

概要の画像

ランディングページ(LP)とは、ユーザーに商品やサービスの魅力を伝え、コンバージョン(CV)を獲得することに特化したページです。

「LPってどんなものなの?」「LPとホームページの違いは?」本記事では、こんなLP制作の目的やメリット、作り方までわかりやすく解説します。

まずは、ゴンドラ管理職社員によるLP制作に関するインタビューをご覧ください。

ゴンドラの管理職にLP制作ついて聞いてみた

株式会社ゴンドラ ソリューション本部 クリエイティブ制作部 部長の猪俣さんにLP制作についてインタビューしました。

普段は社内でどのようなお仕事をしていますか?

主に制作物全般を作る部署ですが、ブランディングやプランニング設計から入り、運用やレポーティングからの改善施策まで幅広くプロジェクトにかかわっています。具体的には次のとおりです。

  1. 【Webサイト制作】コーポレートサイト、採用サイト、ブランドサイト、キャンペーンサイト、LP、オウンドメディア、ECサイト
  2. 【バナー制作】広告バナー、メルマガバナー、動画バナー
  3. 【販売促進ツール制作】チラシ、ポスター、POP、DM、カード、イベントブース
  4. 【サイト運用】Webサイト更新運用、オウンドメディア運用、キャンペーンLP運用
  5. 【SNS】Instagram立上げ・運用

LPの制作依頼があった際に、必ず行うことはございますか?

クライアントとのヒアリングを通じて、LPの目的、ターゲット、競合他社、コンテンツ、デザイン、機能要件、予算、スケジュールなど、すべて明確にします。

クライアントのニーズを理解し、最適な提案を行うためにも、「目的」「予算」「スケジュール」など、何のために、いつまでにいくらで、どうするかを決定することが重要です。デザインやコーディングも大切ですが、LPの目的や訴求軸が定まらないと結果が出ないので一番重要なことです。

LPの訴求軸を決める上で大切なことはありますか?

LPには王道の構成やストーリーがあるのですが、それに沿って訴求していくのがセオリーです。

例えば、アンチエイジング効果がある化粧品。アンチエイジングでも色々悩みはあります。「シワだったらシワ、たるみだったらたるみ」など、特化して訴求したほうがユーザーの心を捉えやすいです。「若返ってキレイになって」のような、なんとなくの訴求だと離脱されてしまうので、勇気をもって絞ることが大切です。

LPの訴求軸を絞るのは難しいのでしょうか?

制作途中で、軸がぶれてしまうことがあります。

最初はたるみだったのに、言いたいことが多くなり、「シミにも効く、シワにもにも効く」などと、訴求軸が広がってしまうと、ユーザーも困惑してしまいます。

訴求軸は広げるのではなく、たるみならたるみで絞り、エビデンスなどを使って深掘りしたほうが良いです。エビデンスとしては、お客様の声や、ビフォーアフターなどを活用し、数値的な部分で納得してもらうことが重要です。

訴求軸がぶれてきた時に、ゴンドラは提案してくれますか?

「誰に訴求するのか、なぜ作るのか」などと、情報の整理を行います。その上で、「もう少し絞らないとターゲットに刺さらない」ということは正直にお伝えします。

ただ、大人の事情で、すべての情報を載せなければいけないこともあります。その時は、私たちとしてもそのまま進めるしかありませんが、やはりLPの目的や訴求軸が絞れていないと、なかなか結果が出にくいと感じています。

LPを制作するメリットは何ですか?

4つあると思っています。

商品やサービスに特化した訴求

特定の商品やサービスに焦点を当てて情報を提供するため、ユーザーは目的に応じて必要な情報をすばやく見つけることができます。

コンバージョン率の向上

特定の目的(例えば、製品の購入、無料トライアルへの登録など)に対して設計されているため、ユーザーを目的地に導くことができ、コンバージョン率を向上させることができます。

ターゲット広告の最適化

広告キャンペーンを特定の目的地にリンクさせることができます。これにより、広告のクリックからコンバージョンまでのパスが直接的で明確になり、広告のパフォーマンスを向上させることができます。

データの収集と分析

LPを使用することで、訪問者の行動やコンバージョン率などのデータを収集し、分析することができます。サイトやキャンペーンの改善点を特定し、効果的なマーケティング戦略を策定することができます。

読者のみなさまに、お伝えしたいことはありますか?

予算の都合で、LPは制作したら終わりという案件も多いです。しかし、LPは制作後にPDCAを回すことで、ページの効果を評価できます。これにより、改善の機会を見逃さず顧客ニーズに適応し、競争力を維持することができます。その結果として、最終的に、ROIを最大化することが可能なのです。

予算の関係もあると思いますが、制作後のPDCAもぜひ大切にしてみてください。

ランディングページ(LP)とは?

ランディングページ(LP:Landing Page)とは、キーワードを検索したユーザーが検索結果や広告などをクリックし、最初にアクセスするページです。

企業のページに着地するという意味から、英語の「land」が名前に含まれています。ただし、LPといっても、用途によって「広義のLP」と「狭義のLP」の2種類に分類されます。まずは、LPの分類を詳しくみてみましょう。

広義のLPとは

広義のLPとはトップページ依存型と分散集客型に分かれます。

広義のLPとは、「ユーザーが検索結果や広告をクリックして最初に閲覧するページ」です。たとえば株式会社ゴンドラ(当記事の運営会社)と検索して、会社概要のページが上位表示されてクリックしたとしましょう。

この場合は、企業概要がLPに該当するというわけです。狭義のLPと区別するため、広義のLPは「集客ページ」や「入り口ページ」と呼ばれることもあります。

狭義のLP(LP広告)とは

広告専用のページが狭義のLP

狭義のLPとは、購入促進やお問い合わせ、資料請求などを促進するCTA(Call To Action)が設置されている、広告専用のページを指します。たとえば、化粧品などの名称で検索をかけたとき、広告欄に縦長の商品紹介専用ページが表示されたことはありませんか?

よく目にする、商品画像や口コミ、特徴、料金などがズラッと紹介されていて、最後にお申し込みフォームを設置している形式のページが、狭義のLPなのです。

一般的にLPと呼ばれるものは、この狭義のLPを指している場合が多いです。狭義のLPは、売上のアップや見込み顧客の発掘、求人募集などさまざまな目的で制作されます。

ランディングページ(LP)制作の流れ

LPを制作するときは、以下のような流れで作業を進めていきます。

  • ペルソナと目的を決める
  • ページの構成を決める
  • デザインを決める
  • 制作・運用する

各プロセスを詳しくみてみましょう。

ペルソナと目的を決める

まずは、ページを見てもらいたい具体的なお客さま像を考えましょう。「どのようなお客さまに購入してもらいたいのか」を明確にすると、共感が得られやすい効果的なページを作成できます。

性別や年齢層だけではなく、ライフスタイルや価値観、職業や嗜好なども踏まえ、できるだけ細かいペルソナを作りましょう。

また、コンバージョンの目的を明らかにすることも大切です。「購入してほしいのか」「無料お試し品に申し込んでほしいのか」など、目的によっても訴求内容は変わってきます。ペルソナと目的を決めておくと、一貫性のあるページに仕上げられます。

ページの構成を決める

次に、ページの構成を決めましょう。LPは一般的に次の内容で構成されています。

ファーストビュー

  • メインビジュアル
  • キャッチコピー

ボディ

  • 共感
  • サービスの紹介
  • 中間CV
  • ベネフィット紹介
  • 実績や根拠

クロージング

  • 最終的なCV

何を盛り込むのかは企業の自由ですが、できるだけ上記を網羅した構成にできると訴求力がアップします。自社でLPを設計するのが難しい場合は、制作会社と相談しながら内容を決めていきましょう。

デザインを決める

デザインの見やすさやインパクトは、LPの効果に大きな影響を与えます。ここまでに決めた内容を踏まえ、ペルソナの特性にマッチしたデザインを考えていきましょう。

この作業も、制作会社などのプロに依頼したほうが安心です。もちろんイチから制作することも可能ですが、他社のLPでイメージに近いものを参考資料として伝えられるとスムーズかもしれません。

制作・運用する

内容が決まれば、あとは制作を進めるだけです。ページの立ち上げから制作、問合せ先の設定、表示速度などあらゆる内容の制作・テストなどを行います。ページの完成後はABテストや分析ツールの活用などを定期的に行い、LPの内容をブラッシュアップしていくことが肝心です。

ランディングページ(LP)とホームページとの違い

LPと一般的なWebサイトやホームページには、どのような違いがあるのでしょうか。ここでは、LPの特徴についてご紹介します。

  • レイアウトが縦長
  • 内部リンクや外部リンクが少ない
  • 目を引く特徴的なデザイン
  • 情報を絞って掲載している

LPとホームページの違いをしっかりと理解しておきましょう。

レイアウトが縦長

LPは、1ページ完結型の縦長のレイアウトが基本となります。1ページの中でサービスの紹介からCTAの設置まで行っており、多くの情報を知ってもらうために「セールストーク」のような方法で訴求している点が特徴的です。購買意欲を高めてもらうためには、ただ情報を伝えるだけでは不十分です。

ユーザーの疑問を想起させたり解消したりしながら、まるで「対話しているかのような体験をしてもらう」ことが重要となります。

ユーザーの興味を引き出して心理的な変化を起こすためには、詳しい情報を短時間で知ってもらう必要があります。そのため、1つのページでたくさん訴求できる縦長のレイアウトになるのです。

内部リンクや外部リンクが少ない

LPには、内部リンクや外部リンクが少ない点も特徴的です。ページや選択肢が多いとユーザーは自分で情報を探さなくてはいけなくなってしまい、「面倒くさいから今度でいいか」と離脱しやすくなります。

ユーザーの負担をできるだけ軽くして、「せっかくだから申し込んでみようかな」と思わせるのがLPの目的です。だからこそ、リンクを設置しないシンプルな構造にしているのです。

目を引く特徴的なデザイン

LPは、大きな写真やカラフルな色使い、大きなボタン設置など目を引く特徴的なデザインになっています。ページを開いたときに簡素なページに文字だけが並んでいても、あまり読む気になりませんよね。

目を引くデザインや写真を活用した訴求の裏には、瞬時に好印象を抱かせてじっくりと読み進めてもらおうという意図が隠されているのです。

情報を絞って掲載している

LPでは、特定の1商品についてしか紹介しません。与える情報が増えると選択肢も増えて、それぞれの印象が薄まって魅力が伝わりにくくなってしまうためです。

「あれもこれも」と情報を盛り込むのではなく、特定の商品の魅力や申し込みの誘導だけに絞っている点が、ほかのWebサイトやホームページとの大きな違いです。

ランディングページ(LP)の構成

LPは、大きく分けると4つの要素から構成されています。

  • ファーストビュー
  • 商品・サービス紹介
  • 必要な情報の提供
  • お申込みフォーム

各項目を詳しく解説します。

ファーストビュー

ファーストビューとは、ページにアクセスして最初に目に入るページ上部を指します。ファーストビューは、ユーザーが「すぐに離脱するか」「しっかりとページを読み込んでくれるか」を左右する重要なポイントです。

そのため、ユーザーの心をキャッチできる魅力的なファーストビューを作ることが大切なのです。ファーストビューは、主に次の2つの要素から構成されます。

  • キャッチコピー
  • メインビジュアル

「ユーザーはファーストビューを見て3秒でページを見るかどうかを決定する」といわれています、3秒で心をキャッチできる、求心力の高いファーストビューにするよう意識しましょう。

商品・サービス紹介

いくら魅力的なファーストビューを作れても、商品の魅力が伝わらないLPでは、成約に至ってもらうことはできません。ファーストビューの次は、ページに残ってくれたユーザーに向けて商品やサービスの訴求を行いましょう。ここで伝えたいのは、次のような情報です。

  • 商品を使って得られるベネフィット
  • スペックや機能
  • 他の商品とは異なる特徴
  • 価格

まずは、ユーザーにとってのベネフィットを説明しましょう。ベネフィットとは、商品を使って得られる未来です。

たとえば、「処理速度が従来の3倍のパソコン」におけるベネフィットの一例として、「仕事が効率化して家族時間を増やせる」が挙げられます。ターゲットの心に刺さるベネフィットを提示してから商品説明を行うと、説得力をグッと高められます。

必要な情報の提供

上記の他にも、商品やサービスによっては補足する情報を提供すべき場合があります。たとえば次の情報を提供できると、よりユーザーのニーズを満たせるLPに仕上げられるでしょう。

  • お客さまの声や口コミ
  • 詳しい利用方法
  • 品質検査の結果
  • FAQ

必要になる情報は、ターゲットや商材によって大きく異なります。ユーザーが何を求めているのかをよく洗い出して、自社のLPに必要な情報を見極めましょう。

お申込みフォーム

LPでは、ユーザーが興味を抱いてくれた瞬間を逃さないことが非常に重要です。コンバージョンにかかるアクションが多いほど、ユーザーの意欲は低下しやすい傾向にあります。

ユーザーの意欲低下を防ぐためにも、LPではページ内のお申込みフォーム設置が一般的です。お申込みフォームの前後には、お得なキャンペーンや特典などの情報を記載しておくと、一歩先へ進む意欲を強く後押しできます。

ランディングページ(LP)制作の費用相場

LPを制作する時の費用相場は、20~60万円程度が目安となります。LP制作時は、ライターやデザイナー、ディレクターなどさまざまな人と連携する必要があります。そのため、費用が高額になる傾向にあるのです。

フリーランスや価格が安いWeb制作会社に依頼する場合、1ページあたり20万円以下でLPを制作することも可能です。

しかし、戦略的かつ高品質なLPを作成するとなると、50万円以上、100万円以上の費用がかかるケースは珍しくありません。場合によっては、1ページだけで300万円以上かかるケースもあります。

LPの費用は、ボリュームやクオリティ、依頼先によって大きく異なるため、予算に合った業者に依頼することが大切です。

ランディングページ(LP)の流入経路

LPには、さまざまな流入経路があります。流入経路ごとに複数のパターンのページを用意しておけば、それぞれに最適な内容で訴求することが可能です。

たとえば、若者が多いSNSから流入を狙う場合は「10代にイチオシ!」と訴求します。そして、利用者の年齢層が高いメディアからの流入を狙う場合は「オトナのあなたにおすすめ!」と訴求するのです。

このように、流入経路を意識してLPの内容を最適化できれば、訴求力やコンバージョン率は大きく向上させられます。ここでは、LPを制作するうえで押さえておきたい流入経路を4つご紹介します。

  • 検索結果
  • リスティング広告
  • SNS
  • 企業独自の取り組み

各流入経路の特徴を解説します。

検索結果

もっとも一般的なのが、GoogleやYahoo!などの検索エンジンからの流入です。広告枠に表示される以外の自然検索(オーガニックサーチ)がこちらに該当します。ユーザーに多く見てもらうためには検索したときに上位表示されている必要があるため、SEOの実施が大切になります。

リスティング広告

リスティング広告とは、検索エンジンを使用したときにページ上部や下部に表示される広告です。リスティング広告にLPを配信することで、SEOで上位表示できないサイトでも確実に検索結果へ表示させられます。

リスティング広告の費用はクリックされたときにだけ発生するので、検索結果に表示させるだけであればコストはかかりません。

ただし、クリックされるたびに継続的なコストが必要になるため、長い目で見るとSEOを実施したほうが費用対効果は高くなります。

SNS

近年増えてきているのが、SNSからの流入です。TwitterやInstagram、Facebookなどに広告や投稿を掲載し、リンクを踏んでもらう手法です。

拡散力が高く集客しやすい点、ターゲットを絞り込みやすい点がSNSの大きなメリットでしょう。自社アカウントで発信すればコストが不要なので、予算が限られている企業にもおすすめです。

企業独自の取り組み

メールマガジンの配信やセミナーの開催など、企業独自の施策を行っている場合は、URLやQRコードを掲載しておけば、LPへの流入が狙えます。メルマガやセミナーなどの取り組みを積極的に行っている企業は、ぜひLPへの誘導動線も盛り込んでみてくださいね。

ランディングページ(LP)のメリット・効果

LPの制作には、メリットとデメリットの両方があります。まずは、LPのメリットを解説します。

  • 訴求力やコンバージョン率を高められる
  • 情報が集約されているから離脱が少ない
  • ブランドイメージが低下しにくい
  • 成果や課題が把握しやすい

以上の4つの項目を詳しくみてみましょう。

訴求力やコンバージョン率を高められる

ランディングページには、ブログやSNSなどのようにレイアウトや文字数、デザインに制限がありません。好きな場所に画像を入れられますし、文字サイズや図のデザインなども自由自在。文字だけのページよりも訴求力が高いため、コンバージョン率を高められるという大きなメリットがあります。

情報が集約されているから離脱が少ない

LPには共感から商品紹介、口コミや料金までさまざまな情報を理想的な順番で掲載できます。ユーザーは営業マンの優れたトークを聞いているかのような感覚になり、興味を高めながら読み進めてくれます。

適切な順番で適切な情報を与えるLPは、離脱されにくい点が大きなメリットです。必要な情報を最後まで伝えられるので、コンバージョン率のアップに効果を発揮してくれるのです。

ブランドイメージが低下しにくい

ブランドによっては、積極的な売り込みがイメージ低下につながるケースもあります。たとえば、iPhoneが公式サイトにカラフルなページを作り、「いまだけ30%オフ!お得なキャンペーンを見逃すな!」と派手に広告していたら、イメージに合いませんよね。

LPを活用すれば企業ホームページやブランドサイトとは別に訴求専用のサイトを作れるので、ブランドイメージの低下を防ぎながらしっかりと宣伝を行えます。

成果や課題が把握しやすい

LPはほかのWebサイトと比べると情報量が少なく、1ページで構成されています。したがって成果や課題を把握しやすく、問題がある場合は改善しやすいというメリットがあります。

ページの閲覧時間が短い場合は「ページ上部のキャッチコピーや共感部分に問題があるな」と判断できるでしょう。申し込みフォームの完遂率が低い場合は、「入力フォームを改善しようかな」と明確な対策が見えてくるかもしれません。課題を発見しやすいLPなら、早く確実にページをブラッシュアップできるのです。

ランディングページ(LP)のデメリット

LPのデメリットは、以下の3つです。

  • 制作コストや手間がかかる
  • 企業サイトの回遊につながらない
  • SEO効果が出にくい

各項目を詳しく解説します。

制作コストや手間がかかる

LPを制作するときは、もちろんコストや手間がかかります。デザインや訴求内容がコンバージョン率に直結しやすいからこそ、コストや手間は高くなりやすい傾向にあります。初心者が制作するのは難しいので、専門の業者に依頼する際に多額のコストがかかることは押さえておきましょう。

企業サイトの回遊につながらない

LPにはリンクをほとんど設置しないので、回遊率のアップは難しい傾向にあります。回遊を増やそうとリンクをたくさん設置してしまうと、購買意欲が高い人の離脱につながる恐れがあります。企業サイトやECショップ全体へ誘導したい場合は、LPではなくほかの方法でアプローチしましょう。

SEO効果が出にくい

LPはデザイン性重視であるため、テキスト部分が少ないという特徴があります。画像の中に文字入れされているケースも多いため、テキストの内容を重視するSEOの面では不利になりやすい点に注意しましょう。

上位表示を目指すのは簡単ではないので、Web広告やSNSなどほかのマーケティング施策と組み合わせながら活用することがおすすめです。

ランディングページ(LP)の効果を高める方法

LPを制作するときは、以下の3つのポイントを意識すると効果をより高められます。

  • ページへの流入量を増やす
  • モバイルフレンドリーに対応させる
  • LPOを繰り返し行う

各項目を詳しく解説します。

ページへの流入量を増やす

LPで多くの成約を獲得するためには、まずLPへの流入量を増やす施策を考えることが肝心です。例のようにLPとユーザーの接点を増加させる施策を行い、アクセスしてくれるユーザーを増やしましょう。

  • SEO上位のページにLPをリンクする
  • LPへ飛ばすためのWeb広告を最適化する
  • SNSで積極的にPRする

ページへの流入数が増えれば、自然と成約率(CVR)も向上させられます。

モバイルフレンドリーに対応させる

近年のユーザーは、ほとんどがスマートフォンからインターネットにアクセスしています。LPにアクセスするユーザーも過半数がスマートフォンを経由しているため、スマートフォン用にLPの表示を最適化することが非常に重要です。

スマートフォンをはじめ、モバイルデバイスの表示に対応させることを「モバイルフレンドリー」といいます。モバイルフレンドリーに対応するためにも、次のような点を意識しましょう。

  • スマートフォンでも快適に読み込める速度になっているか
  • 画像のサイズは大きすぎないか
  • レイアウトの崩れはないか
  • 文字や画像が途中で途切れないか
  • スマートフォンからでも入力しやすいフォームか

とくに、スマホ世代の若年層をターゲットにする場合、モバイルフレンドリー対応はマストです。

LPOを繰り返し行う

LPO(Landing Page Optimization)とは、LPをユーザーのニーズに合わせて改善して、成約率(CVR)を向上させる施策です。日本語に直すと、「ランディングページ最適化」という意味になります。LPは作って終わりではなく、成果に応じて改善を繰り返す必要があります。

一発で効果の高いLPを制作することはできないので、ユーザーの反応を見ながら微調整を行う必要があるのです。LPOの具体的な改善例としては、次のようなものが挙げられます。

  • ファーストビューの画像やキャッチコピーを変える
  • ページの構成を変える
  • レイアウトやデザインを変える
  • コンテンツ自体を変更する
  • ABテストを行ってみる

LPOを行うときは、ユーザーの行動を可視化できる「ヒートマップツール」の活用がおすすめです。せっかく制作したLPをより効果的なものへ育てていくためにも、LPOは随時行うようにしましょう。

ランディングページ(LP)制作時の注意点

LPを制作するときは、2つのポイントに気をつけなければいけません。場合によっては、責任を問われたりLPの効果が得られなかったりする状況に陥ることもあるため、しっかりと押さえておきましょう。

  • 法令を遵守する
  • ランディングページ(LP)だけに頼らない

各項目を詳しく解説します。

法令を遵守する

LPに限らず、ホームページやオウンドメディア、広告などを制作・運用するときは法令遵守を徹底しなければいけません。LP制作時に気をつけたい法令としては、次のようなものが挙げられます。

  • 著作権や肖像権、商標権
  • 薬機法
  • 景品表示法
  • 業界や商品にかかわる法律

遵守しなければならない法律は、業界や商材によって変わります。コンプライアンス違反は企業イメージを大きく低下させてしまうため、必ず法令を遵守したLPを制作しましょう。

ランディングページ(LP)だけに頼らない

LPを制作すると、CVへの動線を整えられます。しかし、商品そのものの価値が低かったり、LPへ誘導する広告の質が低かったりすれば、商品を認知してもらうことや購入してもらうことはできません。

そのため、LP以外の部分にも注力することが大切なのです。商品の価値を高める、LPへ誘導するサイトや広告を魅力的なものに磨き上げるなど、工夫しながら施策を実行していきましょう。

RECOMMENDおすすめ記事

オススメ記事をご紹介