【初心者向け】Web広告の成果指標って?重要な基本用語と立て方を解説

【初心者向け】Web広告の成果指標って?重要な基本用語と立て方を解説

課金方式のWeb広告を出稿するときは、ただ広告を出すだけではなく、成果を把握してより高い効果が得られるように改善を繰り返していくことが大切です。
この記事では、Web広告の成果を測定するための指標について、わかりやすく解説します!

 
ビギニャー

シニヤン先輩!Web広告の成果を確認するために分析ツールを見ているのですが、「imp」とか「CV」とかアルファベットがたくさん出てきてよくわからないんです……。詳しく教えてもらえませんか!?


 
シニヤン

Web効果の成果指標は英語が多くてややこしいよねぇ。もちろん、しっかりと教えるよ!


 
シニヤン

成果指標について見ていく前に、まずはWeb広告の特長をおさらいしてみようか。

Web広告の3つのメリット

Web広告とは、インターネット上に掲載される広告のことです。
SNS投稿の間に表示される広告や、ブログなどのWebサイトに表示される広告などは、すべてWeb広告に含まれます。

Web広告には、以下の3つのメリットがあります。

①少ない費用ではじめやすい

テレビや新聞などといったマス広告は、最低でも数十万円、場合によっては数百万円から数千万円の広告掲載費がかかります。

一方、Web広告は限られた予算からでも広告主の希望に合わせて掲載をスタートできます。
またWeb広告には、広告がクリックされたり商品が売れたりしたときなど、ユーザーからのアクションがあったときに掲載料が発生する課金方式の出稿方法も用意されている点が特徴的です。

あらかじめ設定した上限額に達した時点で広告の配信を止めることもできるので、少ない予算でも状況に合わせて柔軟に広告を配信できるところが、Web広告の大きなメリットです。

②細かく指標が立てやすい

不特定多数の人に対して大量に情報を発信するマス広告は、成果の測定が難しい点が課題と考えられていました。
対してWeb広告は、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを使うことで成果を測定できます。

Web広告は閲覧回数やクリック数、成約した数などをデータとして蓄積・分析できるので、細かく成果をチェックして把握しやすいのです。
広告の成果がわかれば、問題点の改善や成果アップのための指標を立てやすくなり、よりよい施策に活かすことができます。

③マス広告と比べてターゲティングしやすい

Web広告の最大とも言える武器が、ターゲットを絞って広告を配信しやすいところです。
マス広告は不特定多数の人に向けて情報を発信するため、認知度を上げる効果が期待できます。
しかし、ターゲット層へ効率よく情報を届けることが難しく、広告費も高額になるというデメリットがありました。

一方Web広告は、年齢や性別、興味関心や閲覧履歴などのデータをもとにターゲットを絞って広告を配信できます。
目的や商品に合ったターゲットへの効率的な広告配信ができるので、より訴求効果を高めることができるのです。

 
シニヤン

最初にビギニャーが言っていた「imp」や「CV」といった指標は、Web広告の成果指標を立てるときに重要となるキーワードなんだ。


 
ビギニャー

なるほど……!ということは、この難しそうな言葉を覚えないとWeb広告の成果指標は立てられないってことですか!?


 
シニヤン

そういうことだね。重要なキーワードはそんなに多くないから、慌てなくても大丈夫だよ。必ず押さえておきたいキーワードを見てみようか。

Web広告の成果指標を立てるときに重要なキーワード

成果指標とは、施策の成果をチェックするための判断基準のことです。
最終目標までのプロセスに対して成果指標を立てることで、達成度の測定・評価ができます。
この成果指標は、「KPI(Key Performance Indicator/重要業績評価指標)」と呼ばれることもあります。

ここでは、成果指標を立てるときに重要となるキーワードを見ていきましょう。

◆CV(コンバージョン数)
広告を見たユーザーが、アクションを起こした回数です。
広告の最終目標となるものですが、CV数の定義は広告やWebサイトによって異なります。
商品の購入だけではなく、資料請求やお問い合わせなどといった行動もCVに含まれます。

◆imp(インプレッション)
広告が表示された回数のことです。
この回数が多ければ多いほど、多くのユーザーが広告を目にしていて、商品の認知度を拡大させる効果が高いということになります。

◆リーチ
広告を目にしたユーザーの数を意味する指標です。
impと混同されやすいですが、こちらは「何回訪れて見てもらえたのか」ではなく「どれくらいの人に見てもらえたのか」を示します。
認知度向上やブランディングが目的の場合、リーチを最大化する施策が重要です。

◆クリック数
表示された広告がクリックされた回数です。
広告がどれほどクリックされているのかを分析することで、より魅力的な広告の制作・掲載に役立てることができます。

◆フリークエンシー(FQ)
ターゲットとなるユーザーに広告が表示された回数です。
広告を表示した回数や人数の総数を示すimpやリーチとは違い、1日1回、1時間に1回など、ターゲットへの配信頻度や接触頻度を表しています。

◆CVR(コンバージョン率)
広告を見たユーザーが、コンバージョンする確率を示す指標です。
「CV数÷クリック数」で算出でき、数値が大きいほど少ないクリック数で効率よくコンバージョンできていることになります。

◆CTR(クリック率)
広告がクリックされた確率を示す指標です。
「クリック数÷インプレッション数」で算出でき、数値が高いほど、たくさんサイトへの誘導ができているということになります。

◆CPC(クリック単価)
1クリックあたりの広告費を示す指標です。
「広告費÷クリック数」で算出でき、数値が低いほど安い費用で多くのユーザーに広告を配信できていることになります。

◆CPV(視聴単価)
動画広告において、広告視聴1回あたりの広告費を示す指標です。
「広告出稿費用÷再生回数」で算出でき、数値が低いほど安い費用で多くのユーザーに広告を見てもらえていることになります。

 
シニヤン

成果指標に関連するキーワードを覚えられたら、Web広告の費用対効果を測定するときに重要となるキーワードも押さえておこう!


 
ビギニャー

うぅ……またアルファベットがたくさんで難しいです……!


 
シニヤン

大丈夫。初心者が押さえておきたいキーワードは少ないから、すぐに覚えられるよ。ひとつずつ見ていこう。

Web広告の費用対効果を測定するときに重要なキーワード

Web広告を出稿したあとは、かけた広告費に対してどれほどの売上や利益が上がっているのかを測定することが大切です。
費用に対してどれほど効果があったのかを示すのが、費用対効果という言葉です。

Webの費用対効果を測定するときは、以下の3つのキーワードが重要となります。

◆ROAS(Return on Advertising Spend)
広告費に対する売上の割合を示す指標です。
「広告で生じた売上÷広告費×100」で算出され、100%以上の場合は広告費以上の売上が得られていることになります。

◆CPA(Cost per Acquisition)
コンバージョン1件を得るためにかかった広告コストを示す指標です。
「広告費÷コンバージョン数」で算出され、数値が低いほど費用対効果は高くなります。

◆ROI(Return of Investment)
広告費に対する利益率を示す指標です。
「利益÷広告費×100」で算出され、数値が高いほど効率的に利益が上がっているということになります。

 
ビギニャー

先輩のおかげで用語についてしっかりと理解できました~!さっそく、今度出す広告の成果指標を立ててみようかな……。


 
シニヤン

うんうん、行動が早いのはいいことだ。


 
シニヤン

じゃあ、ビギニャーくんに成果指標を立てるときのポイントについても教えておこうかな。

成果指標を立てるときに重要なポイント

せっかく成果指標や費用対効果を測定するためのキーワードを理解できても、正しく成果指標を立てることができなければ、Web広告で成果を上げることはできません。
ここでは、成果指標を立てるときに重要なポイントを紹介します。

①あらかじめ成果指標を立てておく

Web広告を出稿する際は、あらかじめ成果指標を立てておくことが大切です。
目標を明確化したうえで測定や分析を行えば、明確に改善点やよかった点を把握できます。
「1ヶ月でPV数1万件」「1ヶ月でクリック数3,000件」など、客観的な数値で測れる成果指標を設定してみましょう。

②Web広告の種類ごとに分析する

Web広告の成果指標を分析するときは、広告の種類ごとに分けて効果測定をすることをおすすめします。
なぜなら、広告を掲載しているメディアや広告のデザインなどによって、広告の成果は異なる場合があるためです。

Web広告の種類ごとに分析することで、たとえば「この媒体は想定したターゲット層とは合っていないから効果が低かったな」「このデザインはあっちのデザインと比べてクリック率が低かったな」という発見ができるかもしれません。
広告ごとに効果を正しく把握するためにも、それぞれを分けて分析してみましょう。

③PDCAを回す

成果指標を立てて広告を出稿・分析したあとは、必ずPDCAを回しましょう。
PDCAとは、計画→実行→評価→改善を繰り返しを行うことです。

単に広告を出稿するだけでは、成果を測定するために設定した指標の効果を十分に引き出せません。
成果指標から見えてきた課題を振り返ってみて、インパクトが大きいところや確実に改善できる部分から施策を実施することで、より効果的なWeb広告へ磨き上げることができます。

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ビギニャー

わ~!!こうやってポイントが分かっていると、僕でも成果指標を立てられる気がします~!


 
ビギニャー

Web広告はただ出稿するだけではなく、成果指標を立てて分析することで、費用対効果を把握したり改善点を探したりすることが大切なんですね!


 
シニヤン

そのとおり。施策をどんどん磨き上げて、利益を増やせる広告にしていこうね。

わたしたち株式会社ゴンドラでは、
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