【初心者向け】Facebook広告とは?メリットや費用、ターゲティングの種類など徹底解説!

【初心者向け】Facebook広告とは?メリットや費用、ターゲティングの種類など徹底解説!

世界中で利用されているソーシャルネットワークサービス「Facebook」。日本ではビジネスユーザーが多く、SNS広告の出し先のひとつとして非常に有力な候補のひとつです。今回は、SNS広告の一種である「Facebook広告」について、初心者向けに徹底解説していきます!

 
ビギニャー

シニヤン先輩~! いま営業部がベンチャー経営者向けの無料セミナーを企画してるらしくて、その広告施策をお願いしたいって言われたんですけど……どういうのが良いと思いますか?


 
シニヤン

経営者向けセミナーかあ……たとえば、Facebook広告なんかどうかな? ビジネスユーザー多いし、相性良いと思うよ。


 
ビギニャー

Facebook広告……! シニヤン先輩、詳しく教えてください!

そもそも「Facebook」って?

Facebookは、世界中で利用されているソーシャルネットワークサービスです。

国内の月間アクティブユーザーは約2,600万人(2021年7月現在)。
その知名度やユーザー数の多さから、日本の5大SNSのひとつとも言われています。

ほかのSNSと明確に違うのは、
匿名ではなく実名で登録する必要があるところです。

また日本では、ビジネス的な使いやすさから、
企業やビジネスユーザーの登録が多いのも特徴のひとつです。

「Facebook広告」とは?

「Facebook広告」とは、その名の通りFacebook内に表示される広告のことで、
日本の有力なSNS広告のうちのひとつです。

またFacebook内以外でも、関連するアプリケーションやサービス等に広告掲載することも可能です。

ビジネスユーザーが多いというFacebookの特徴から、
SNS広告の中では特にビジネスとの親和性が高いと言えるでしょう。

 
ビギニャー

ふむふむ、Facebook広告はビジネスと相性がいいSNS広告なんですね……! だからセミナー系はFacebook広告なんですね!


 
シニヤン

それだけじゃないよ。Facebookは個人情報を細かく設定して使うSNSだから、そのぶんターゲティングもしやすいんだ。今回のセミナーの対象としている人に、条件を合わせて配信することもできるはずだよ。


 
シニヤン

ほかにもFacebook広告にはいろんなメリットがあるから、うまく活用することでしっかり効果が出ると思うよ。

Facebook広告のメリット

Facebook広告には、下記のようなメリットがあります。

①ターゲティングの精度が高い
Facebookは登録する際、個人情報を非常に細かく登録することのできるSNSです。
年齢や性別、地域は勿論、勤務先や職業、学歴などを登録することもできます。
そういったユーザー情報は、広告配信の対象を絞り込むのに非常に役立ちます。

また、Facebook広告では「ユーザー情報」のみでなく”いいね”したページや所属しているグループ、趣味・関心リストに追加された内容等「ユーザーの行動履歴」を活用することもできるので、
非常に細かいターゲティングを行うことができるのです。

② より正確なトラッキングができる
FacebookはSNSなので、基本的に利用する際は「ログイン」を行うことになります。
そのため、cookieを使った計測ではなくFacebookのユーザーIDを基とした計測を行うことができ、
PCやスマホなどデバイスを跨いだとしてもより正確なトラッキングを行うことができるのです。

またその効果はFacebookのサービス内のみにとどまらず、他サイトやアプリとのログイン連携などでも効果を発揮するため、ユーザーの興味関心といった情報の収集に非常に役立つことでしょう。

③ 広告フォーマットの種類が多い
Facebook広告の広告フォーマットは非常に豊富で、実に13種類ものフォーマットがあります。
またそのフォーマットそれぞれで期待できる効果も違い、相性の良い商品・サービスも異なります。
目的に合わせたフォーマットを選ぶことで、より効果的な訴求が可能となることでしょう。

 
ビギニャー

なるほど、確かにいろんなメリットがありますね……!


 
シニヤン

でしょう? ちなみに、ターゲティングや広告フォーマットにはいろんな種類があるんだよ。

Facebook広告のターゲティング

Facebook広告のターゲティングには、下記の3つの種類があります。

① コアオーディエンス
主にFacebookの「詳細なプロフィールを登録する」という特徴を使って行うターゲティングです。
条件の一致するユーザーに対して広告配信を行うことができます。
またその条件は、下記のような項目から設定することができます。

・地域…特定の地域を設定できます。居住地以外に、旅行中のユーザー等をターゲティングすることも可能です。
・年齢…13歳から65歳まで、1歳刻みで設定することができます。
・性別…男性/女性、またはすべてを設定することができます。
・言語…設定することで、指定地域で一般的に利用されていない言語の利用者をターゲティングすることができます。
・利用者層…学歴や職歴、ライフイベント、家族構成、交際ステータスなどを指定することができます。
・興味や関心…指定したカテゴリに対して興味・関心を持つユーザーをターゲティングすることができます。
・行動…使用デバイスや旅行履歴などを指定することができます。
・つながり…広告主のFacebookページ、アプリ、イベント等につながりを持った利用者をターゲティングすることができます。

② カスタムオーディエンス
Facebook上のデータを用いて、広告主の既存顧客を見つけ出すターゲティングです。
顧客データをFacebookにアップロードすることで、条件の一致するユーザーに対して広告配信を行うことができます。
既存顧客と見なす条件は、例えば下記のような内容から設定することができます。
・広告主のFacebookページ投稿へのリアクション
・広告主のWebサイトでの商品購入
・アプリのダウンロード
・店舗への訪問

③ 類似オーディエンス
カスタムオーディエンスと似た傾向を持つ、別の種類のオーディエンスを設定して行うターゲティングです。
広告主に対して関心を持つ可能性が高いユーザー層に対しアプローチを行うことができます。

Facebook広告の広告フォーマット

Facebook広告フォーマットには、下記の13種類があります。
フォーマットそれぞれで得られる効果が異なってくるため、相性の良いものを選ぶとよいでしょう。

・画像広告
…1枚の画像とテキストで訴求を行う、ポピュラーで扱いやすいフォーマットです。
 画像とテキストを準備するだけで簡単に配信できるので、クリエイティブのコストが低く、初心者でも気軽に始められます。


・動画広告
…1本の動画とテキストで訴求を行うフォーマットです。
 タイムライン上で動画は自動再生されるのでユーザーの目につきやすく、また画像よりも多い情報量でPRできるため、魅力を伝えやすいでしょう。

・スライドショー広告
…画像・音声・テキストを組み合わせて、スライドショー形式の動画で訴求を行うフォーマットです。
 動画を作成するよりも低コストでありながら、1枚の画像では難しい説明もわかりやすく説明することが可能です。


・カルーセル広告
…画像と動画を組み合わせ、投稿形式で横にスワイプできるフォーマットです。
 1投稿に最大10のコンテンツを掲載することができるので、カタログ風の説明や紙芝居のような細やかな説明を行うことができます。


・インスタントエクスペリエンス広告
…フルスクリーンの画面でLPを見せられるタイプのフォーマットです。
 モバイル限定ではありますが、広告からLPへと自然な形で流入できるため、商材の魅力を豊富に伝えることができます。


・コレクション広告
…メインビジュアルと商品画像の2部で構成され、広告をクリックすることで商品詳細ページが表示されるフォーマットです。
 認知からコンバージョンまで広告ひとつで完結できるのが特徴です。


・リード獲得広告
…ユーザーの情報や見込み客リストを集められる、フォーム形式のフォーマットです。
 広告をクリックすることで設定したフォームが開き、ユーザーが情報を入力することで登録が完了します。
 メルマガ登録や見積もり依頼等の導線づくりに有効です。


・ダイナミック広告
…ユーザの関心度に合わせて、適切な広告を画像付きで表示することができるフォーマットです。
 Facebook広告のターゲティングの精度を生かし、ユーザーと関連度の高い情報を配信できるのが強みです。

・いいね!広告
…Facebookページの「いいね」を獲得することに特化したフォーマットです。
 ファンの獲得や認知度向上を促しつつ、ユーザーのリスト集めなどにも利用することができます。

・イベント参加広告
…イベントに対して興味・関心を持つユーザーに対し、イベントの参加を促すタイプのフォーマットです。
 広告をユーザーがクリックすることで「参加予定」や「興味あり」を回答するページが表示されるなど、コンバージョンポイントを設定することができます。

・Messenger誘導広告
…広告クリック後、Facebookのメッセージングアプリ「Messenger」に誘導してコミュニケーションを促す広告フォーマットです。
 質問やお問い合わせを増やす効果があり、またそれによって、ユーザーの興味関心やコンバージョンを促進します。

・プレイアブル広告
…広告上でゲームをお試しプレイできるフォーマットです。
 ダウンロードしなくても体験することができるので、特にゲーム系では効果が出やすい手法です。

・クーポン広告
…クーポン情報を配信することができるフォーマットです。
 新規顧客への認知を高めることができるほか、購買意欲の促進にも効果があります。

 
シニヤン

相性のいいものを選択することで広告配信の効果はもっと上がりやすくなるから、それぞれしっかり押さえておこうね。


 
ビギニャー

はい! ……ところでシニヤン先輩、Facebook広告にかかる費用って、いったいどれくらいなんでしょう? そこも含めて考えたいな~って……


 
シニヤン

たしかにそこも大切だね。Facebook広告の配信費用は、どういう形態にするかを自分で選ぶことができるんだ。

Facebook広告にかかる費用と料金形態

Facebook広告の配信にかかる費用は、
どのような目的で配信を行うのか、どのような課金形態を選ぶのかによって変わってきます。

基本的にはインプレッション課金と呼ばれる「CPM配信」の課金形態が採用されていますが、
目的によってはクリック課金と呼ばれる「CPC配信」を選択することも可能です。
Facebook広告配信費用の課金形態は、主にこの2種類の方式のどちらかになっています。

・CPM配信(インプレッション課金)とは?
広告表示の回数に応じて広告費が発生するタイプの課金方法です。
コンバージョン率が高ければ、クリック単価が割安になる特徴があります。

・CPC配信(クリック課金)とは?
広告表示の回数に関わらず、クリックされるごとに広告費が発生するタイプの課金方法です。
費用対効果が明確であるという特徴があります。

なお、Facebook広告では「コンバージョン最適化」の設定を行うことができます。
これは目的に対してコンバージョンする可能性が高いユーザーをFacebookが自動で選んで広告配信してくれる機能で、コンバージョンをアップさせることに期待が持てます。

ほかの設定とうまく組み合わせることで、広告配信の効率化と効果の向上を図ることができるので、設定時にはそれぞれのをしっかり確認しながら使うとよいでしょう。

 
シニヤン

というわけで……訴求したい内容と相性のいい配信方法を選びつつ、予算と見比べて考えてみるのが良いと思うよ。よかったらビギニャー君の案件、どんな設定が相性よさそうか一緒に見てみようか。 。


 
ビギニャー

ほんとですか!? ありがとうございます、シニヤン先輩~!

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