

日本国内はもちろん、世界でもユーザー数が爆発的に成長しているTikTok。いまやマーケティング的にも無視できないこのプラットフォームに、あなたも広告を配信してみませんか?この記事では、Tiktok広告の特徴やメリット、基本知識について解説します!
見てくださいシニヤン先輩~!ほらほら、この動画面白くないですか!?
どれどれ……ふふっ、なにこれ、変顔10連発?
最近ハマってるんですよ、TikTok!暇なとき開いたら勝手に面白い動画再生してくれて、気が付いたらずーっと見ちゃったりするんですよねえ!
全世界で注目のSNS「TikTok」とは
「TikTok」は、音楽に合わせて短い動画を撮影・編集・投稿したり、投稿された動画を視聴することができるショートムービープラットフォームです。
「人工知能でユーザーの興味・関心を分析し、ひとりひとりに合わせたオススメ動画を表示する」というパーソナライズ化された機能「For You(レコメンド)」フィードによって、自分で動画を探さなくても気軽に動画視聴を楽しめるという特長があります。
世界の月間アクティブユーザー数は10億人を超え(2021年9月末時点)、日本国内でも1,690万人もの月間アクティブユーザーがおり(2021年8月時点)、世界中で人気を集めています。

パーソナライズとは、一人ひとりの興味・関心や行動に合わせて、サービスを最適化する手法です。 パーソナライズ戦略を実施すれば、お客さまのニーズを満たし、効率的かつ.....
TikTokかあ……そういえば、いまはTikTokも広告の有力な配信先のひとつなんだよねえ。ビギニャー君、知ってた?
もちろんです!……と言いつつ……そういえば、具体的にどんな広告なのかって意識したことなかったかもです!
TikTok広告にはね、いろんなメリットがあるんだよ。さっきビギニャー君が言ってた「勝手に面白い動画再生してくれる」っていう機能が実は広告にも役立ってたりして、面白いんだ。
TikTokってどんな媒体? 広告を使うメリット
TikTokに広告を出稿すると、さまざまなメリットがあります。
メリット1:AIを使って配信するので、精度の高いターゲティングが可能!
TikTokの特長でもあるパーソナライズ機能では、ユーザーがどんな動画に興味があってどんな動画に興味がないかをAIを使って分析し、ひとりひとりの興味・関心に合った動画をオススメしています。TikTokはこの仕組みを広告にも活かしているため、精度の高いターゲティングが可能です。
メリット2:受動的なユーザーが多いので、広告に興味を持ってもらいやすい!
TikTokを利用するユーザーは、「目的をもって特定の動画を視聴」しているわけではなく、暇つぶしなどで「何か面白いものを求めている」ことがほとんどです。そのため、興味・関心にマッチする動画が流れてきたときに受け入れてもらいやすく、広告にも興味を持ってもらいやすいプラットフォームだと言えます。
メリット3:テンプレートを使って、簡単にクリエイティブ制作が可能!
TikTok広告には豊富なテンプレートが用意されているので、動画の制作を簡単に行うことができます。静止画やWebサイトから動画を制作することもできるので、クリエイティブ制作の負担を軽減することができるでしょう。
また、基本的に動画を使った広告となるため印象に残りやすく、テキストよりも多くの情報を感覚的に伝えることができるのもメリットのひとつです。

なんだか最近目にすることも多い「動画広告」。近年では市場規模が拡大傾向にあり、多くの企業に注目されているようです。今回は、そんな「動画広告」のメリットやポイント.....
へえ~!そういえば、TikTokがおすすめしてくれる動画ってほんとに僕の趣味にあってるんですよね!ということは……確かに、ターゲティングの精度は信頼できそうです!
ふふふ、でしょう?これからいろんなデジタルマーケティング施策を考えていくうえでの選択肢のひとつになるんじゃないかな。……あっ、ほら、ちょうどいま流れてきたこの動画も、TikTok広告だね。
えっ、これもですか!?うわあ、言われてみれば……でも、まるで一般の投稿みたいですね!一般ユーザーさんの中には、広告だって気付かない人もいたりして!
TikTok広告の種類は? 画面などの特徴や費用詳細
TikTokで配信できる広告は主Tik Tokで配信できる広告は主に3種類です。
アプリ起動時の広告

アプリ起動時の広告である「TopView」は、Tik Tokアプリの起動画面に表示される縦型フル画面広告です。
分類としては純広告となります。
1日に配信できる会社の数が2社に限られており、アプリを起動したときにファーストビューとして3〜5秒間必ず表示されます。
すべてのユーザーに必然的に表示されるため、Tik Tok最大級のリーチを誇ります。
誰にでも見てもらいやすく、強い訴求力があるという点が強みですが、そのぶん費用はかなり高めに設定されており、広告枠の確保も難しめです。
主に認知の向上に役立つ配信方法です。
インフィード広告

「インフィード広告」は、投稿欄の「おすすめ」で通常の投稿と投稿の間に表示される、15~60秒の動画広告です。
通常投稿と同じように表示されるので「いいね」や「コメント」がつくこともあり、シェアなどの拡散性も期待できます。
いい意味で「広告らしさ」がなく、ユーザーにストレスを与えにくい点が特長です。
ただし、通常の投稿動画同様にいつでも動画はスキップできるので、動画の最初にしっかりユーザーの興味を引くことが重要です。
「インフィード広告」は、細かく分けると以下のタイプに分けられます。
◆予約型インフィード広告「Reach&Frequency」
おすすめフィードに配信される最大 60 秒の動画広告です。
分類としては純広告となり、事前に「どれくらいのユーザーに訴求を行いたいか」を設定したうえで配信を行います。
その際、運用型広告プラットフォーム「Tik Tok Ads Manager」上で、「広告を見たユーザーの数」「同じユーザーに対して何回広告が配信されたか」「どれくらい配信されたか」などをシミュレーションした上で広告を買い付けることが可能です。
ブランド認知から興味喚起を、長期にわたって訴求したブランドにおすすめです。
プランとして、おすすめフィードの早い段階で表示される「Top Feed」と、おすすめフィードのあらゆるタイミングで表示される「Standard Feed」の2種類が選べます。
◆オークション型インフィード広告「Auction AD」
「Reach&Frequency」と同じく、おすすめフィードに配信される動画広告ですが、こちらは分類としては運用型広告となります。
主に認知を高めることに役立つ「Brand Auction」と、獲得(コンバージョン)に役立つ「Performance Auction」の2種類のプランがあります。
Tik Tokオリジナル広告

Tik Tokオリジナル広告はその名の通り、Tik Tokだからこそできる、オリジナルの広告です。
分類としては純広告となり、「ハッシュタグチャレンジ広告」と「Branded Effect」の2種類を選ぶことができます。
◆「ハッシュタグチャレンジ広告」
「ハッシュタグチャレンジ広告」は、企業側がお題となるハッシュタグを用意して、ユーザーがその内容に沿った動画を作成・投稿してくれるよう促す、参加型の広告です。
ハッシュタグが付けられた投稿はオススメ動画としてユーザーに優先的に表示されるので、認知の向上に繋がりやすく、またユーザーがどんどんハッシュタグをつけた動画を投稿してくれることで、拡散も期待できます。
「いかにユーザーが投稿・視聴したくなるようなお題を考えられるか」がキモとなる、Tik Tokならではの広告です。
◆「Branded Effect」
「Branded Effect」は、高度な画像認証技術を用いて、2D、3D、ARなど、さまざまなクリエイティブコンテンツの作成が可能になるものです。
たとえば、ARによってTik Tok上で新商品の試着を行えるなど、ブランドや商品について「体感」することができます。
ハッシュタグチャレンジと併用してキャンペーンなどを実施すると、さらに効果的な広告配信が可能になるでしょう。
と、いま挙げたものの他にも、細かくいえばいろんな種類があるけど……Tik Tok広告は全体的に「ユーザーにストレスを与えにくい」タイプのものが多いんだよね。うまく使いこなせるようになれば、強力な武器になるはずだよ!
うわあ……なんだか自分も、施策に使ってみたくなっちゃいました!先輩、僕にもできるでしょうか!?
ふふふ、ちゃんとポイントを押さえて施策立案できれば、きっとクライアントさんも興味を持ってくれるんじゃないかな。
TikTokで広告を配信するときのポイント
ユーザー数の増加傾向にあるTikTokは、広告の配信先として重要なプラットフォームのひとつです。
しかし配信の際には、注意すべきポイントがあります。
それは、TikTokに配信する動画広告は最長再生時間が短めであるため、短時間でユーザーにしっかり印象を残す必要があるということです。
すべての動画広告に言えることでもありますが、ユーザーは再生される動画に興味があるかどうかを一瞬で判断します。
「最初の3秒」で興味を引けるように意識して動画を制作することが重要です。
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