ダイナミック・プライシングとは

「ダイナミックプライシング」とは、需要と供給の状況に合わせて商品やサービスの価格を変動させる戦略を意味します。
「動的価格設定」や「価格変動制」、「変動料金制」といった名称で呼ばれることもあります。

身近な例として、ホテルの宿泊費をイメージするとわかりやすいかもしれません。
平日や長期休暇がない期間、ホテルの宿泊費は非常に安く設定されていますが、週末や行楽シーズンは宿泊費が一気に高くなります。
週末や行楽シーズンはホテルの需要が供給を上回り、値段を上乗せしても利用してもらうことが可能なため、ダイナミックプライシングで価格が調整されているのです。

企業はダイナミックプライシングを活用することで、需要が高い時期に収益をアップでき、需要が低い時期は価格を安くして在庫の抑制を図ることができます。
また顧客側にも、需要が低い時期は低価格でサービスを受けられるというメリットがあります。
価格が安い時期に利用した顧客がサービスを気に入り、何度もリピートしてくれる優良顧客に成長する可能性もあるでしょう。

このように、ダイナミックプライシングは企業と顧客の両方にとってメリットがある仕組みです。
以前は月別の利益や経費などのデータから手動で価格を導き出していましたが、最近はAIを搭載したツールなどを活用して時期ごとに最適な価格を決定している企業が増えてきています。

 
シニヤン

ダイナミックプライシングの際は、周辺イベントや天候、競合の状況、話題性なども加味されて価格が決定されるよ。メリットが多い仕組みだけど、過剰に価格を上乗せすると顧客の反感を買うリスクもあるから、注意しながら活用しようね!