コモディティとは

「コモディティ」とは、商品やサービスの品質や性能、ブランド力や価格などに大きな差がなくなり、顧客にとって「日用品のようにどれも同じようなもの」になってしまう状況を意味するマーケティング用語です。
市場参入時は高い付加価値をもっていた商品も、時間が経って競合が増えると市場価値が低下してしまい、一般的な商品になることが多々あります。

たとえば、セブン-イレブンが初めて販売を開始したコンビニコーヒーは、当時革新的な商品で多くの人に愛されていました。
しかし、現在はほかのコンビニも続々とコーヒーを販売しはじめたので、消費者の中で「コンビニコーヒーはどこでも買える」という認識になっています。

このように、商品やサービスの価値が大衆化してしまう現象を、コモディティ化と言うのです。
コモディティ化してしまうと、他社との差別化を図ることが難しくなり、価格競争に巻き込まれたり顧客を競合に取られてしまったりする可能性があります。

そうなることを防ぐためには、他社とは違う競争軸を確立することが欠かせません。
たとえばコンビニコーヒーであれば、「無料トッピングを豊富に用意する」「豆にこだわる」「従来よりも香りが立つマシンを導入する」などといった戦略が考えられるでしょう。
また、モノだけではなくお客さまに提供できる体験を充実させることも重要です。

商品やサービスの開発時だけではなく、その後の提供方法や提供できる顧客体験を工夫すると、「自社ならでは」の商品が生まれてコモディティ化を防げるでしょう。

 
シニヤン

コモディティ化を防ぐためには、顧客目線の商品やサービスを考えることがとっても大切なんだ!お客さまの立場になってみて「多くの企業からあえて自社を選んでもらうメリット」を提示できるマーケティングを意識してみてね!