バタフライ・サーキットとは

「バタフライ・サーキット」とは、Googleが新しく提唱した情報探索行動の構造を指します。
情報探索行動と聞くとわかりにくく感じるかもしれませんが、消費者が商品やサービスを選ぶまでの一連の行動を意味していると考えるとわかりやすいでしょう。

消費者が購買行動を行う際は、「情報を探る」ことと「意志を固める」の2つの行動を繰り返しながら購買意欲を高めていくことです。
Googleは具体的に、以下の8つの動機が消費者の情報探索をかき立て、購買行動につなげると提唱しているのです。
①さぐる:「気晴らしさせて」「学ばせて」「みんなに教えて」「にんまりさせて」
②かためる:「納得させて」「解決させて」「心づもりさせて」「答え合わせさせて」

バタフライ・サーキットでは、「さぐる→かためる」が一方通行にならずに、それぞれに行ったり来たりを繰り返しながら情報探索が行われると言っています。
この消費者の情報探索行動の構造が蝶のように広がって見えることから、バタフライの名がつけられました。

徐々に購買意欲を高めていくバタフライ・サーキットに対して、瞬間的に購入のモチベーションが高まることを「パルス消費行動」と言います。
たとえばネットショッピングをしていて、本来の目的ではなかった商品が目に入り、ほかの商品と比較することなく直感的に購入した経験がある人は多いでしょう。
これを「パルス消費」と言いますが、バタフライ・サーキットの一環として検索をしている際に、並行してパルス消費が起こりやすくなるという特徴があります。

 
シニヤン

ちなみに、バタフライ・サーキットが提唱される前は、消費者の行動が一方通行になると考える「AIDMA」「AISAS」という購買プロセスモデルが一般的だったんだ。この2つのモデルも、関連用語として覚えておこうね!

AIDMA
「AIDMA」とは、消費者の購買決定プロセスを説明するためのフレームワークのひとつです。「Attention(注意)」「Interest(関心)」「Desire.....
AISAS
「AISAS」とは、顧客の購買行動プロセスを説明するためのフレームワークのひとつです。インターネットで得た情報をもと顧客が商品を購入するまでのプロセスを表したも.....