ブランドエクイティとは
「ブランドエクイティ」とは、特定のブランドが顧客や取引先、社会全体に対して持っている目に見えない資産価値のことです。
カルフォルニア大学の研究者が提唱した概念で、ブランドが持つプラスの資産だけではなく、マイナス資産も含めた総合的な価値も該当します。
ブランドエクイティが高い企業・ブランドは消費者からの信頼を勝ち取りやすく、「このブランドの商品は失敗がないから絶対に買おう」「新作は絶対チェックしたい」と思ってもらえるようになります。
そのため、競合が多い市場でも価格競争に巻き込まれにくく、売上や利益を確保しやすくなるのです。
なお、ブランドエクイティは以下の5つの要素で構成されます。
①ブランド認知:ブランドにどれほど知名度があるか
②ブランド連想:ブランド名から何を連想させるのか
③知覚品質:消費者がブランドに対して抱く品質のイメージ
④ブランドロイヤルティ:ブランドに対する信頼度や愛着度
⑤その他:特許技術や商標権など、ブランド独自の価値や資産
ブランドエクイティを確立するためには、社内におけるブランド理解の促進やブランドアイデンティティの確率、それを体現するための商品開発やマーケティング施策の実施が重要となります。
ビギニャー
掃除機を販売するダイソンやコーヒーショップのスターバックスは、ブランドエクイティの向上に成功した代表的なブランドとして有名です!たしかに、「このブランドなら間違いない」って安心感がありますよね~!