直帰率と離脱率の違いや計算方法をわかりやすく解説!低いほうがいい?改善法は?

直帰率と離脱率の違いや計算方法をわかりやすく解説!低いほうがいい?改善法は?

直帰率と離脱率は、Webサイトを運営する担当者であれば必ず押さえておきたい指標。普段なんとなく使っていて、それぞれの違いをハッキリと説明できない方は多いかもしれません。この記事では、直帰率と離脱率の違いや計算方法、数値が高いときの原因や改善策までわかりやすく解説します。

 
シニヤン

ビギニャー君、そんなに険しい顔をしてどうしたんだい?


 
ビギニャー

あ、先輩!さっきお客さんに直帰率と離脱率について聞かれたんですけど、説明しているうちにどっちがどっちかわからなくなって混乱しちゃったんです……!


 
シニヤン

たしかに、しっかりと違いがわかっていないとこんがらがっちゃうよね。それじゃあ、今日は直帰率と離脱率の違いをおさらいしてみようか。

直帰率と離脱率の違いとは?

直帰率は、特定のページからサイトを見始めたユーザーが、そのページだけを見て離脱してしまった割合のことです。
対して離脱率は、サイト内のいくつかのページを閲覧し、最終的にそのページで離脱したユーザーの割合のことです。
直帰は離脱の一種ですが、1ページだけ見て離脱することを「直帰」と呼んで区別しています

説明文だけだと少しわかりにくいので、ここでは具体的な例を見ながら違いを整理してみましょう。

直帰率とは

直帰率は、全体のセッション(訪問数)のうち何%のユーザーが1ページだけしか見なかったのかを示す指標です。

たとえば、とあるブログのページAが検索1位になり、ここをランディングページとして10人のユーザーが訪問したとします。
ページAを見たあと、7人のユーザーがそのまま離脱し、3人のユーザーが内部リンクからページBに移動したとしましょう。
この場合、ページAから離脱した7人のユーザーが「直帰」したことになり、直帰率の数値に反映されます。

離脱率とは

離脱率は、そのページがユーザーにとって最後のセッションになった割合を示す指標です。

先ほどと同じように、ホームページのページAをランディングページとして10人のユーザーが訪問し、ページAで7人、ページBで3人が離脱したとします。
この場合、ページAの離脱率は「70%(10分の7)」、ページBの離脱率は「100%(3分の3)」ということになるわけです。

セッション
「セッション」とは、ユーザーがWebサイトに訪問してから離脱するまでの一連の行動のことを指します。1回サイトに訪問して、そのサイトから出ていったりブラウザを閉じ.....

 
シニヤン

ビギニャー君が会社に来て、そのまま家に帰るのが「直帰」、会社に来たあとほかの取引先に寄ってから帰宅するのが「離脱」って考えると、わかりやすいかもしれないね。


 
ビギニャー

なるほど~、僕のいつもの行動と結びつけると混乱しにくいかもです!ちなみに、直帰率とか離脱率ってどうやって調べればいいんですか!?


 
シニヤン

直帰率や離脱率は、実はとても簡単に調べられるんだよ~。

直帰率と離脱率の確認方法とそれぞれの目安

直帰率と離脱率は、確認方法や計算方法、目安となる数値が異なります。
ここでは、それぞれについて詳しく見ていきましょう!

直帰率

・計算方法と目安
直帰率は、「直帰数÷流入数×100」で計算できます。
たとえば、10人のユーザーのうち7人が直帰した場合、「7÷10×100=70%」というになるのです。

直帰率の目安はWebサイトの種類や業界ごとに異なりますが、ECサイトでは20~45%、コンテンツサイトでは35~60%、LPやポータルサイトでは60~90%程度が目安だと言われています。※

・調べ方
直帰率は、Google Analyticsでも簡単に調べられます。

トップページから「ユーザー→概要」とクリックすると、サイト全体の直帰率を確認することが可能です。

また、「集客→Search Console→ランディングページ」から、各ページの直帰率も調べられます。

離脱率

・計算方法と目安
直帰率は、「離脱数÷PV数×100」で計算できます。
たとえば、ページAのPV数が100で、そこからページBに移動してきたユーザーが60人、ページBを見て離脱したユーザーが40人、ページBからページCに移動したユーザーが20人いたとします。
この場合、ページBの離脱率は「40÷60×100=約67%」ということになるのです。

ちなみに、ユーザーの行動パターンは無数に存在するため、離脱率に関しては目安となる数値が存在していません
ほかのサイトと比較してもあまり意味がないので、自社サイトの離脱率が上がったか下がったかを分析し、施策の成果を測る指標として活用しましょう。

・調べ方
離脱率に関しても、Google Analyticsで調べられます。

「行動→概要」とクリックすると、サイト全体の離脱率が確認できます。

ページごとの離脱率は、「行動→サイトコンテンツ→すべてのページ」から確認可能です。

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ビギニャー

直帰率とか離脱率って、自社サイトからユーザーが出ていっちゃう割合ですよね?やっぱり、数値は低いほうがいいんですか?


 
シニヤン

うーん、そうとは一概に言えないところがあるんだよね。

結局、直帰率や離脱率は低いほうがいいの?

直帰率や離脱率の意味を知ると、「数値はできるだけ低くしたほうがいいんじゃないの!?」なんて思う方もいるはず。
しかし、「直帰率や離脱率は低ければ低いほどいい」という単純なことではないため、注意が必要です

たとえば、以下のような場合は離脱率が高くなる傾向にあります。
・情報が簡潔にまとまっていて、訪問者がすぐに目的を果たせた!
・キャンペーンサイトやECサイトへの誘導を目的にしているページだった!
・いつも閲覧しているサイトの最新記事だけチェックしたかった!

このように、サイトやコンテンツの目的によっては、直帰率や離脱率が高くても問題ないケースがあるのです。

また、直帰率や離脱率が20%などと極端に低い場合は、Google Analyticsなどの解析ツールの設定に問題が隠れている可能性があります。
不自然に数値が低いときは、一度「適切に計測タグが埋め込まれているか」「設定に間違いはないか」を見直してみましょう。

タグ
「タグ」とは、広告の計測やアクセス解析のツール、SEOなどといった多様な機能をサイトに組み込むためのコードのことです。 たとえばGoogleアナリティクスでアク.....

 
ビギニャー

サイトや目的によっては直帰率や離脱率が高くてもいいんですね!


 
シニヤン

もちろん、回遊率を高めたいサイトの場合は、直帰率や離脱率が高い原因を分析して数値の改善を目指す必要があるけどね。


 
ビギニャー

ちなみに、直帰率や離脱率が高くなる原因にはどんなものがあるんでしょうか?

直帰率や離脱率が高くなってしまう原因

「直帰率や離脱率は低いほうが絶対にいい!」というわけではありませんが、回遊率を高めたいサイトの数値が高すぎる場合は、何らかの改善策が必要です。
もし、自社サイトの直帰率や離脱率が想定しているよりも高いと感じるときは、以下の問題がないか一度確認してみましょう。

直帰率や離脱率が高くなる原因

・ページの読み込み速度が遅い
・スマホ表示に対応していない
・サイトの第一印象(ファーストビュー)が魅力的じゃない
・知りたい情報が見つからない
・次の行動を促すコンテンツ(CTA)がない

上記のような原因に心あたりがある場合は、それに応じた対応策を実施すると数値が改善する可能性があります。
「ページの読み込み速度を上げるために画像・動画を圧縮する」「内部リンクやお問い合わせフォームを設置して次の行動導線を設計する」などの施策を試してみましょう。

FV(ファーストビュー)
「FV(ファーストビュー)」とは、ユーザーがWebサイトを訪問したとき最初に目にする部分のことです。スクロールせずに目に入るページの上部エリアのことを指し、英語.....

 
シニヤン

最後に、直帰率や離脱率を改善する方法を説明するね。


 
ビギニャー

わーい!ありがとうございます!

直帰率や離脱率を改善する方法

高すぎる直帰率や離脱率を改善するためには、なによりも「ユーザーファースト」なサイト設計やコンテンツ作りをすることが肝心です。

直帰率や離脱率を高める原因として挙げた「ページが重い」「知りたい情報が見つからない」などといった内容は、どれもユーザーにとって不親切なサイトの特徴ばかりですよね。
使いにくい・わかりにくいサイトだと判断されると「ほかのサイトのほうが見やすいかも」と思われ、直帰や離脱されてしまうのです。

「このキーワードを検索するユーザーは何を求めているのかな?」
「パソコンからもスマホからも使いやすいサイトかな?」
「行動を促すための動線は、どこにあるとユーザーに親切かな?」
このように、常にユーザー目線でサイト運営することを心がけましょう!
ユーザーファーストなサイト設計はSEO効果も非常に高いので、うまくいけば一石二鳥のメリットが得られるかも……?

どこを改善したらいいかわからないときは、ぜひWebマーケティングのプロであるLIFTまでご相談ください!

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