LPOの意味って?対策事例と無料分析ツールを初心者向けにご紹介!

LPOの意味って?対策事例と無料分析ツールを初心者向けにご紹介!

LPOとは、商品やサービスの訴求に特化したLPのデザインや内容を改善し、コンバージョン率を向上させる施策のことです。LPOのときは、今のランディングページが抱えている問題点をしっかりと分析して、それを改善できる施策を考えることが大切!今回は、LPOの流れや具体的な手法、便利な無料ツールについてご紹介します。

ランディングページ(LP)とは?目的とメリット、制作の流れをやさしく解説
ランディングページ(LP)とは?目的とメリット、制作の流れをやさしく解説
ランディングページ(LP)とは、ユーザーに商品やサービスの魅力を伝え、コンバージョンしてもらうことに特化したページのことです。「LPってどんなものなの?」「LP.....

 
シニヤン

あ、ビギニャー君!3か月くらい運用したこのランディングページなんだけど、これからLPOを実施しようと思っているんだ。勉強がてら、一緒に分析してみない?


 
ビギニャー

LPO……、初めて聞きました!これはステップアップのチャンス……!?ぜひLPOについて教えてくださいっ!

LPOとは?

LPO(Landing Page Optimization)とは、LP(ランディングページ)をユーザーのニーズに合わせて改善して、成約率(CVR)を向上させる施策のことです。
日本語に直すと、「ランディングページ最適化」という意味を持った言葉です。
LPの内容はもちろん、表示速度やコンテンツを掲載する順番、デザインなどあらゆるポイントを見直し、より高いマーケティング効果の獲得を目指します。

広義のLPと狭義のLP

LPには2つの意味があり、LPOは狭義のLPにおける施策のことを指します。

・広義のLP
ユーザーが検索や広告をクリックしたとき、最初にアクセスされるページのことです。
たとえば「株式会社ゴンドラ」と検索したとき、会社概要のページが上位表示されて、それをクリックしたとします。
この場合、株式会社ゴンドラの会社概要ページが広義のLPに該当するというわけです。

・狭義のLP
購入申込みや資料請求などのCTA(Call To Action)が設置された、コンバージョンの獲得を目的としたページです。
化粧品や特定のサービスについて検索したとき、商品やサービスについて画像や動画、テキストなどで説明した縦長のサイトに飛ばされた経験は誰にでもあるでしょう。
この縦長で最後に申し込みの動線が用意されている「CVを目指すことに特化したページ」が、狭義のLPです。

SEO・EFOとの違い

LPOと似た言葉に、SEOやFEOというものがあります。
アルファベットが続いて区別しにくくなりやすいため、それぞれの言葉の意味をおさらいしておきましょう!

・SEO
検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)という意味で、検索エンジンの自然検索で上位表示を目指すための施策のことです。
SEOでは検索上位への表示を目指す対策をメインに行う一方で、LPOはLPの内容を改善してCVRを向上させるこための対策を行います。

・EFO
エントリーフォーム最適化(Entry Form Optimization)という意味で、購入や申込みの際に必要となる入力フォームを改善し、離脱を防いだりユーザーの使いやすさを向上させたりする施策のことです。
EFOの使いやすさはLPのCVRにも影響するので、LPOと一緒に行われるケースも多々あります。

【事例解説】EFOとは?入力フォームを改善してコンバージョン(CV)を強化しよう!
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EFOとは、Webサイトの入力フォームを最適化しユーザーにとって使いやすくする施策のことです。入力フォームの平均離脱率は、「平均70%以上」とも言われていること.....

 
シニヤン

LPは作って終わりではなくて、定期的に効果を分析して改善を重ねていくことが重要なんだよ~。


 
ビギニャー

そうなんですか!?Webマーケティングってやることが多くて、大変ですね……。でも、どうして一度作ったLPを何度も見直さないといけないんですか?


 
シニヤン

LPOの効果や目的がわかると、大変でも実施すべき理由が見えてくるかもしれないね。

どうして重要なの?LPOの効果や目的

LPOを実施する効果や目的は、非常にシンプル。
商品やサービスの魅力をしっかりと伝えて、CVR(成約率)を増やしつつCPAを改善することです。

CPAとは、コンバージョンを1件獲得するためにかかるコストのことを指します。
いくらSEO施策や広告に力を入れても、LPの内容がイマイチでなかなかコンバージョンにつながらなれば、利益を得ることはできませんよね。
これでは無駄なコストがかさむばかりで、CPAはどんどん高くなってしまいます。

そこで、LPOを実施して「魅力的だ!」と思わせる訴求内容のLPに改善することで、集客したユーザーを効率よく成約に導けるようになります。
少ないコストで多くの成約を獲得できるようになる可能性が高いため、CVRの向上やCPAの改善を目指している場合は、LPOの実施が非常に重要なのです。

CVR
「CVR(Conversion Rate)」とは、コンバージョン(CV)を達成した割合のことです。CVRを求めるためには、「CVR(%)=CV数÷.....
CPA
「CPA(Cost Per Acquisition)」とは、1件のコンバージョンを獲得するために費やした広告コストのことで、Web広告で重要視されている指標のひ.....

 
シニヤン

LPの制作や広告などにお金をかけても、成果が出なければコストを無駄にしてしまうだけだからね。意味のある施策にするためにも、LPOは欠かせないんだ。


 
シニヤン

それに、LPを公開したあとだからこそ見えてくる課題っていうのもあるから、ページの制作後も継続してユーザーのニーズやLPの課題を分析する必要があるんだよ。


 
ビギニャー

なるほど~、納得できました!ところで、LPOってどうやって行えばいいんですか?

LPOを実施する基本の流れ

ただ「LPOが大切」と言われても、どのように改善していけばいいかわからなくて戸惑ってしまう企業は多いかもしれません。
ここからは、LPOの手順をご紹介します!

①課題の把握

LPOを実施するためには、最初に今のLPが抱える問題点を洗い出しておく必要があります。
単に「コンバージョンが少ない」と一言で片付けるのではなく、「そもそも訪問数が少ない」「訪問数はあるんだけど、滞在時間が短い」「特定の場所で離脱されやすい」など、その原因まで細かく分析することが大切です。

課題を把握するためには、Google AnalyticsやGoogle Search Consoleといった基本の解析ツールはもちろん、LPO向けのツールを活用することもおすすめ!
無料で活用できるツールを後述しますので、そちらも参考にしてみてくださいね。

②原因に合わせた改善策の考案

LPの課題をしっかりと整理できたら、それを改善するための施策を考えましょう。
「滞在時間が短いのはコンテンツを表示する順番が悪いからかもしれない」「離脱率が高い位置にある画像を変えたほうがいいかもしれない」など、仮説を立てながら改善案をいくつか挙げてみてください。

③実施と検証

しっかりと仮説を立てられたら、実際にLPの内容を変更して効果を検証します。
このとき大切なのは、1か所ずつ順番に変更していくこと
気になるところを一気に変更してしまうと、「どこが問題だったのか」「どの施策が効果的だったのか」がわからなくなってしまいます。
施策を1つずつ検証し、PDCAサイクルを回しながら効果の最大化を目指しましょう!

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シニヤン

ポイントは、1つずつ仮説を検証していくことだから、LPOの実施には長い時間が必要になるケースが多いんだ。


 
ビギニャー

ふむふむ。課題や問題点に合わせた施策を実施することが大切なのはわかったんですけど、具体的にどんなことをすればいいのかイメージしにくいです……!


 
シニヤン

実はね、LPで改善すべきポイントはある程度限られているんだよ。ここでは、代表的なLPOの手法について紹介するね。

どこを改善すればいい?LPOの具体的な手法をご紹介

LPによって課題となるポイントはさまざまなので、LPOで改善すべき内容は1ページ1ページ違います。
とはいえ、問題が隠れているポイントはある程度の分類が可能!
ここからはLPOの代表的な手法や具体的な改善事例についてご紹介します!

LPOの手法・改善事例

・流入元に合わせて複数のLPを作成する
「離脱率や直帰率が高い」「CVがとにかく低い」という場合は、そもそも訴求力が弱いLPになってしまっている可能性があります。
マーケティングで訴求力をアップさせるためには、ターゲットのニーズやお悩みをしっかりと汲み取り、一人ひとりに合ったアピールをすること!
ターゲットが複数いる場合、たった1つのLPですべての人に訴求することは難しいので、流入元に合わせて複数のLPを作成することが有効です。

たとえば、「年齢層が高い傾向にあるFacebookからの流入は主婦向けの訴求」「年齢層が低めのTikTokからの流入は学生向けの訴求」といったようにLPを作り分けられると、コンバージョンの増加が見込めます。

・ファーストビューを改善する
ファーストビューとは、ユーザーがサイトを訪問して最初に目にする画像やキャッチコピーなどの情報です。
訪問されてすぐに離脱される場合は、ファーストビューに問題が隠されている可能性があります。

「キャッチコピーを見直す」「商品画像を変える」「特典を大きく記載する」など、より魅力的に感じてもらえるファーストビューに改善することが大切です。

・ページの読み込み速度を改善する
LPの内容が魅力的でも、ページの読み込み速度が遅ければ離脱率は高くなるため注意しましょう。
そのため、読み込み速度の改善も重要なLPO施策のひとつとして挙げられます。

ページの表示スピードに関しては、無料ツールでも簡単に調べられます。
読み込みに時間がかかっている場合は、画像データやJavaScriptの圧縮・削除などを検討してみてくださいね。

・レイアウトやデザインの変更
LPの訴求内容に問題がなくても、レイアウトやデザインが原因で離脱されてしまう可能性もあります。
コンテンツの順番を入れ替えたりデザインを一新したりすると、コンバージョンが増えるかもしれません。

たとえば、高級シャンプーを訴求したいLPでいきなり価格を表示してしまうと、「こんなに高いならいらない!」と思わてしまいます。
しかし、十分に成分へのこだわりや他商品との違いを説明してから価格を表示させると、「こんなにいいシャンプーなら高くても使いたい!」と思ってもらえるでしょう。

また若い女性向けの商品であれば、モノトーンをベースにしたLPよりも、トレンドカラーを取り入れたポップで可愛らしいデザインのほうが好まれるかもしれません。
CTAボタンの色やサイズの変更、記載する文字を「お申し込みはこちら」から「無料サンプルはこちら」に変えるといった施策も有効です。

しっかりと導線を整えればコンバージョン率を上げられるケースは非常に多いです。
ユーザーのニーズや心理に沿ったレイアウトやデザインを、もう一度考えてみましょう!

・コンテンツの改善
コンテンツの内容も、見直しておきたいポイントです。
「企業がアピールしたい内容」と「ユーザーが知りたい情報」は必ずしも一致しません。
ユーザーファーストなコンテンツにするためには、コンテンツの内容をガラッと変える必要があるケースも出てくるでしょう。

「専門家の意見や実証データを載せて信頼性・権威性を高める」「口コミやユーザーの意見を載せる」といった施策も非常に有効です。
現在のLPに足りない情報はないか、アンケートなどを活用しながら調べてみてもいいでしょう。

・どのデバイスからも見やすいLPにする
スマートフォンやパソコン、タブレットなど、LPを見るときのデバイスはさまざまです。
パソコン用のLPしか用意していない場合、スマートフォンから見たときに、文字が小さすぎて離脱されてしまうおそれがあります。
どのデバイスから見ても文字や画像のレイアウトが崩れないよう、いろいろな画面サイズに合わせて柔軟に表示できる「レスポンシブデザイン」にすることもとても大切です。

FV(ファーストビュー)
「FV(ファーストビュー)」とは、ユーザーがWebサイトを訪問したとき最初に目にする部分のことです。スクロールせずに目に入るページの上部エリアのことを指し、英語.....
レスポンシブ
「レスポンシブ」とはレスポンシブWebデザインの略で、異なる画面サイズの幅にWebサイトの表示を柔軟に調整し、パソコンでもスマートフォンでも見やすく表示すること.....

 
シニヤン

これだけ押さえておけば、大体のLPは改善できるんじゃないかな?


 
ビギニャー

わーい、先輩ありがとうございます!これなら、僕でもお客様に相談されたときに対応できそうです!


 
シニヤン

よかったよかった!ついでに、LPOを実施する際に役立つ無料つツールについても説明しておくね。

LPOを実施するときに無料で活用できるツール

LPOを実施するときは、ツールを活用すると効率的です。
サイトの解析にGoogle AnalyticsやGoogle Search Consoleを活用している企業は多いかもしれませんが、ほかにもLPOの実施に役立つツールはいくつかあります。
ここでは、LPOを実施するときに活用できる基本の無料ツールをご紹介します。

・Google PageSpeed Insights
Google PageSpeed Insightsは、指定したページの表示速度を測定できる無料ツールです。
読み込みスピードに問題がないか調べたいときは、非常に役立ってくれます。

・Google オプティマイズ
Google オプティマイズは、数パターンのLPのうち、どれが一番高い成果につながるかを検証する「ABテスト」を行える無料ツールです。
多くの要素に変化を加えたLPを比較する「多変量テスト」の実施も可能です。

・User Heat
User Heatは、無料で使えるヒートマップツールです。
ユーザーがどこをクリックしてどこを熟読したのか、どこで離脱したのかを簡単に確認できるので、LPの問題点を把握するときに活用できます。

ほかにも、LPOの実施に役立つツールはたくさんあります。
どんなものを使えばいいかわからないというときは、Webマーケティングに詳しい企業に相談するとスムーズでしょう。

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