【目的別】初心者はこれだけでOK!マーケティングのフレームワーク20選

【目的別】初心者はこれだけでOK!マーケティングのフレームワーク20選

フレームワークとは、ビジネスやマーケティングに必要な情報を整理したり、分析したりするための枠組みのこと。フレームワークは無数にあるので、何を使えばいいかわかりにくいですよね。この記事では、たくさんある中から「初心者はこれだけ押さえればOK!」というフレームワークを、目的別にまとめました!

 
ビギニャー

最近仕事が増えて、頭がパニックになることが多いんです。先輩、考えを上手にまとめる方法はありませんか……?


 
シニヤン

それだったら、フレームワークを活用してみたらどうだい?


 
ビギニャー

ふ、フレームワーク……?

フレームワークとは?

フレームワークとは、ビジネスやマーケティングの戦略を考えるとき、思考の整理や問題を分析するために活用される枠組みです。
決められた項目に沿って情報を整理することで、最適な答えを見つける手助けをしてくれます。

たとえば「パソコンの売上を上げたい」というときに、いきなり具体的な戦略を考えることは難しいですよね。
前準備として市場の状況や製品の強み、顧客のニーズなどを分析することで、初めて効果的な戦略が考案できます。

フレームワークを活用すると客観的な分析ができるので、結果が主観に左右されにくく、チームのメンバー全員が同じ認識や目標を持てます

 
ビギニャー

へぇー!型にはめて考えを整理するだけなら、僕でもできそうです!先輩っ、フレームワークについてもっと詳しく教えてください!


 
シニヤン

フレームワークは、実はたくさんの種類があるんだよぉ。それじゃあ今日は、ビジネスやマーケティングで活用できるフレームワークを、目的別に見てみようか。


 
ビギニャー

よ~し、全部メモするぞ~!

自社と市場理解のフレームワーク

まずは、自社や市場を正しく理解するためのフレームワークを4つ紹介します。


①PEST分析

4つの外的要因から業界を分析し、社会全体の動向を把握してビジネスに活かすフレームワークです。

・Politics(政治):法律、税制、政権交代など
・Economy(経済):経済状況、為替、株価、景気動向など
・Society(社会):人口動態、構成、流行、世論、教育など
・Technology(技術):技術、特許、インフラ、イノベーションなど

以上の項目を分析することで、自社にとって脅威やチャンスとなる要因を発見できます。

②3C分析

自社の経営環境について分析するためのフレームワークです。

・顧客や市場(Consumer):市場規模や成長性、顧客のニーズ、消費行動の傾向など
・競合(Competitor):競合企業のシェア、競合企業の特徴、業界のポジション、今後予想される行動など
・自社(Company):企業理念やビジョン、強み、リソース、事業や製品の状況

客観的な情報を収集し、いい面と悪い面の両方から分析することで、独自性や自社が生き残る戦略を考案しやすくなります。

③SWOT分析

自社の内部・外部環境を整理し、挑戦すべき市場や課題、強みなどを分析するフレームワークです。

・内部環境:Strength(強み)、Weakness(弱み)
・外部環境:Opportunity(機会)、Threat(脅威)

あわせて「強み×機会」「弱み×機会」「強み×脅威」「弱み×脅威」といったように、内部環境と外部環境を掛け合わせて戦略を立てる「クロス分析」も行っておきましょう。

④5フォース分析

5つの脅威を整理し、市場への参入判断や戦略立案に活かすフレームワークです。

・競合他社:競合他社の数、シェア率など
・代替品:代替品となるものはないか(デジタルカメラ⇔スマートフォン)など
・売り手:仕入元との力関係など
・買い手:消費者の値引き交渉力や低価格競争など
・新規参入:技術力や資本力がある新規参入者のリスクなど

上記の力が強い業界は収益率が低くなりやすく、参入する市場としてあまり価値が高くないと判断されます。

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戦略立案のフレームワーク

戦略立案のときに役立つのは、以下の3つのフレームワークです。


①STP分析

商品のターゲットや自社の立ち位置を考えるためのフレームワークです。

・セグメンテーション(Segmentation):年齢や嗜好などで消費者を分類
・ターゲティング(Targeting):ターゲットにする消費者を絞り込む
・ポジショニング(Positioning):自社の立ち位置を決める

自社の強みや独自性を確立する「ポジショニング」を行う際は、「ポジショニングマップ」が活用できます。

②4P分析

自社商品の理解を深めるためのフレームワークです。

・商品(Product):商品の特性はどのようなものか
・価格(Price):価格は適切か
・場所・流通(Place): 販路や流通チャネルは適切か
・販促(Promotion):広告・宣伝はどうするのか

4C分析と合わせて活用することで、自社商品に適したマーケティング戦略の立案に役立ちます。

③4C分析

商品の価値や利用のしやすさを分析するフレームワークです。

・顧客価値(Customer Value):機能性やブランド価値など
・顧客の経費・負担(Customer Cost):商品の購入に費やす費用や時間など
・利便性(Convenience):購入場所や支払いなど、商品利用の利便性
・コミュニケーション(Communication):広告やSNSなど、顧客との接点

顧客目線で分析できるので、具体的なマーケティング施策を考えるときに効果的です。

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顧客理解のフレームワーク

顧客理解に効果的なフレームワークは、以下の4つです。


①行動モデル

顧客の購買意思決定プロセスを整理するフレームワークです。

・AIDMA:発見(Attention)、興味(Interest)、欲求(Desire)、記憶(Memory)、行動(Action)
・AISAS:AIDMAに検索(Search)と共有(Share)を追加したモデル
・AISCES:AISASにComparison(比較)Examination(検討)を追加したモデル

プロセスごとに顧客の行動や感情を整理することで、「どうすれば次に進んでもらえるのか」を考えやすくなります。

②RFM分析

Recency(直近の購買)、Frequency(頻度)、Monetary(購入金額)の3つの要素で顧客を分析し、それぞれへのアプローチ方法を考えるフレームワークです。
「最近購入してくれて頻度も単価も高い顧客」「頻度も単価も低くしばらく購入していない顧客」などに分類することで、各顧客に適した訴求方法が見つかります。

③マーケティングファネル

顧客の心理プロセスをフェーズ化し、漏斗のように図式化して整理するフレームワークです。

・パーチェスファネル:購買行動に焦点を当てたファネル
・インフルエンスファネル:購入後の行動に焦点を当てたファネル
・ダブルファネル:上記の2つを組み合わせたファネル

各フェースでの顧客数の変化を把握し、それぞれの問題点や課題を浮き彫りにする効果があります。

④カスタマージャーニーマップ

顧客が商品と出会ってから購入するまでのプロセスを地図のように表し、感情や行動、課題などを整理するフレームワークです。
各接点の問題点を洗い出せるので、フェーズごとの具体的な施策を考えるときに有効です。

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目標設定のフレームワーク

目標設定のフレームワークとしてよく活用されるのは、以下の3つです。


①KGI/KPI

最終目標(KGI)と、KGI達成に必要な中間目標(KPI)を設定するフレームワークです。
最終目標に至るまでの行動や成果を細かく設定することで、「いつ・だれが・何をすべきか」を明確にします。

②SMART

目標の質を高めるためのフレームワークです。

・Specific(具体的か)
・Measurable(計測可能か)
・Achievable(達成可能か)
・Related(関連性があるか)
・Time-bound(期限があるか)

上記の要素を満たしているかをチェックすることで、成果につながる目標設定ができます。

③As is/To be

理想と現状をそれぞれ書き出して比較することで、改善点を見つけ出すフレームワークです。
非常にシンプルでわかりやすいので、気軽に活用しやすい点がメリットです。

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思考整理のフレームワーク

思考を整理するためのフレームワークとしては、以下の3つがおすすめです。

①MECE

「網羅的で重複がない」という意味を持つ思考法です。
たとえばMECEを実践すれば、「男性を主夫とサラリーマンに分類すると兼業主夫に重複が生まれる」「この分類だと個人事業主が漏れる」ということが把握できます。
より正確に情報を整理したいときは活用してみましょう。

②ロジックツリー

特定の議題を複数の要因や要素に分解して、論理的に整理するフレームワークです。
たとえば「PV数が低い」という議題の場合、「コンテンツの質が低い」「サイトの認知度が低い」などの複数の原因が分析できます。
さらに「コンテンツの質が低い」原因として、「リソースが足りない」「ノウハウがない」といったことが導き出せます。
複数の要因を枝分かれさせて木のように整理するので、ロジックツリーと呼ばれています。

③マインドマップ

議題に関連する自由な思考やアイデアを分岐させるように書き出して、可視化したマップのことです。
連想される単語を書き出したり複雑なアイデアの全体像を可視化したりと、ロジックツリーよりも自由かつ、ざっくばらんに書き進めることが多い点が特徴です。

戦略改善のフレームワーク

改善戦略に役立つフレームワークは、以下の3つです。

①PDCA

Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)を繰り返して、業務の改善を目指すフレームワークです。
素早くPDCAサイクルを回せば、早い段階で問題点を見つけられます。

②なぜなぜ分析

課題に対して「なぜ?」と繰り返し問いかけ、原因を明らかにするフレームワークです。
何度も問いかけを行うことで真の要因が判明するので、より効果的な改善策や再発防止策を見つけ出せます。

③KPT

KPTは、Keep(よかったこと)とProblem(課題)を洗い出し、再度Try(次の挑戦)するためのフレームワークです。
問題点だけではなく成果が出た施策についても目を向けられるため、さらに効果的な施策が目指せます。

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