ストック型ビジネス・フロー型ビジネスの一覧|違いや具体例をわかりやすく解説

ストック型ビジネス・フロー型ビジネスの一覧|違いや具体例をわかりやすく解説

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ストック型ビジネスは「継続的に収益を得られるビジネスモデル」で、フロー型ビジネスは「売り切り型のビジネスモデル」です。

この記事では、各ビジネスモデルの具体例や違いについてわかりやすく解説します。

ストック型ビジネスは、企業だけではなく個人の副業としても注目を集めています。具体的な業種やアイデアを知って、利益向上に役立てていきましょう。

 
ビギニャー

昨日一緒にご飯を食べた友だちが、家の空きスペースを駐車場として貸し出す副業を始めたって言っていたんです。土地を有効活用できるし副収入も得られるし、いいアイデアですよね!


 
シニヤン

おぉ!それはいい副業だね~!継続的に収益を得られるストック型ビジネスは、やっぱり魅力的だよね。


 
ビギニャー

ストック型ビジネスって、たしか収益が継続発生するように仕組み化するビジネスのことですよね?他には、どんなビジネスがあるんですか?

ストック型ビジネス・フロー型ビジネスの一覧

事業や副業で利益を得ようとするときは、ストック型ビジネスとフロー型ビジネスのどちらのビジネスモデルにするべきなのかを見極めることが大切です。

そもそも、各ビジネスモデルにはどのような事業・業種が含まれるのでしょうか。ここでは、ストック型ビジネスとフロー型ビジネスの具体例を一覧で紹介します。

ストック型ビジネスの一覧

ストック型ビジネスとは「収益が自動発生する仕組みを構築するビジネスモデル」で、収益継続型モデルと表現されることもあります。近年重要性が増してきているビジネスモデルであり、定額制やサブスクリプション型のサービスが含まれます。

代表的な例としてよく紹介されるのが、「カミソリと刃型ビジネス」です。カミソリは、購入後に継続して替刃を購入し続ける必要のある商品が一般的です。つまり、本体さえ購入してもらえれば、その後も長く自社製品を利用し続けてもらえる仕組みを構築できます。

ストック型ビジネスにおける1回あたりの収益額はそこまで多くありませんが、長期的かつ安定的な収益につながる可能性が高い点が特徴的です。

ストック型ビジネスに含まれる代表的な事業・業種としては、次のようなものが挙げられます。

定期購入型

定期購入型は、一定期間ごとに自動購入してもらう形式のストック型ビジネスです。身近な例を挙げると、新聞の定期購読が該当します。

通信販売で用いられることが多いビジネスモデルで、食品や化粧品などの日用品と相性がよい傾向にあります。まずはお試し価格や無料サンプルで申し込みにつなげ、商材の魅力を知ってもらってから定期購入に誘導する戦略が一般的です。

ただし、回数に縛りがあったり2回目以降の料金が高額になったりする場合は、消費者とのトラブルに発展しやすい点に注意が必要です。事業者は特定商取引法にのっとり、消費者に誤解を与えないように努めなくてはいけません。

消耗品型

消耗品型は、本体を販売したあとに部品などの消耗品を継続購入してもらう形式のストック型ビジネスです。カミソリの替刃やプリンターのインク、掃除機の紙パックなどが例として挙げられます。

敢えて本体を安く販売し、消耗品の継続的な購入で利益を得るビジネスモデルも珍しくありません。近年は、消耗品を月額定額制で提供するサブスクリプションサービスも増えつつあります。

サービス型

サービス型は、毎月一定の費用を支払う代わりに、決められた範囲内でサービスを受けられる形式のストック型ビジネスです。顧問弁護士や定額制のエステサロン、コンサルティングなどのサービスが例として挙げられます。

主に人件費が発生する事業との相性がよいビジネスモデルです。サービスをワンパッケージにしてお得感を演出したい場合や、時期によって利用率に差が出やすいサービスを提供する場合に適しています。

レンタル型

レンタル型は、「必要なときだけ手元に欲しい」「いろいろな商品を試してみたい」という消費者をターゲットに、商材を貸し出す形式のストック型ビジネスです。家具・家電のレンタルや衣類のレンタルなど、多種多様なサービスが登場しています。

特に、近年はサステナブルな暮らしへの関心が高まりつつあり、レンタル品や中古品を好んで手に取る消費者が増えました。社会・環境の取り組みや理念をアピールできる、これからの時代にマッチしたビジネスモデルであるといえるでしょう。

会員型

会員型は、会員になることでサービスを受ける権利が得られる形式のストック型ビジネスです。「ステータスが欲しい」「高レベルなサービスを受けたい」というニーズにマッチしており、飲食店やホテルなどで導入されることが多い傾向にあります。

売上を予想しやすく、収益が安定する傾向にある点がメリットです。その一方で、「会員になりたい」と思ってもらえる魅力的なサービスの提供が必要になるため、ビジネスが軌道に乗るまで時間がかかる点に注意が必要です。

ASP型

ASP型(アプリケーション・サービスプロバイダー型)とは、インターネットを経由してソフトウェアやソフトウェアの稼働環境を提供する形式のストック型ビジネスです。例えば、Webメールや経理システム、家計簿アプリなどが該当します。

ASP型のポイントは、安価な月額で利用できる点です。毎月一定金額を課金することで、利用者にとっては導入しやすくなり、事業者にとってはCVのハードルを下げつつ継続的な収益の獲得につなげられるというメリットが発生します。

ファンクラブ型

ファンクラブ型は、料金を支払ってくれているファンに対して特典を提供する形式のストック型ビジネスです。文字通り、芸能人やスポーツチームなどのファンクラブが代表的な例として挙げられます。

ファンクラブ型は、近年副業としても注目を集めているビジネスモデルです。影響力や専門的な知識を持つインフルエンサーなどが有料noteや会員限定の動画を配信し、ファンは料金を支払ってコンテンツを購読・視聴します。

ファンの育成は難易度が高いですが、一度ブランディングが成功すれば既存コンテンツだけで収益を得続けることも不可能ではありません。X(旧:Twitter)のサブスクリプション機能やYouTubeのメンバーシップ機能など、最近は一般の方でもファンクラブ型のビジネスにチャレンジしやすい環境が整ってきています。

コミュニティ型

コミュニティ型は、料金を支払うことでクローズドなコミュニティに参加してもらう形式のストック型ビジネスです。一方的な情報発信を行うファンクラブ型とは異なり、同じ価値観を持つ参会者全員が対等にコミュニケーションを楽しめる点が特徴的です。

代表的な例として、オンラインサロンやビジネスパーソンが交流・情報交換を行うビジネスサロンなどが挙げられます。ファンクラブ型よりも集客のハードルが低く、比較的収益化しやすい傾向にあります。

教室型

教室型は、継続的に授業や指導を行うことで収益を得る形式のストック型ビジネスです。塾やパソコン教室などのオフラインの教室はもちろん、eラーニングやオンライン授業などのインターネットを通じて行う教室も含まれます。

特に、最近はオンライン教室の需要が非常に高く、個人の副業としても注目されています。Web会議システムを通じてリアルタイムで指導するだけではなく、動画教材を購入者に提供することで指導を行うことも珍しくありません。カリキュラム次第では、初期コストだけで稼ぎ続ける仕組みを構築することも可能です。

賃貸型

賃貸型は、不動産を貸し出す代わりに料金を支払ってもらう形式のストック型ビジネスです。アパートやマンション、駐車場などの不動産に加え、シェアオフィスや貸倉庫なども賃貸型のビジネスモデルに含まれます。

安定した収入を得られますが、景気に左右されやすかったりメンテナンスの必要があったりと、注意点もあります。看板や太陽光発電機の設置など、時代のニーズに応じてさまざまな方法で不動産を利活用することが大切です。

点検型

点検型は、定期的な保守・管理を通じて利益を得る形式のストック型ビジネスです。建物や機械など、高額商材を販売するときにセットで購入してもらうことが多いサービスです。

点検型サービスを提供することで、自社商材の利用を継続してもらいやすいというメリットもあります。長く安心して商品・サービスを利用し続けてもらいたいときにおすすめです。

保険型

保険型は、生命保険や火災保険などの保険商品を提供する形式のストック型ビジネスです。高額な損害に備えたいという顧客ニーズに対応したビジネスモデルです。

自社商材を対象にした保険商品を提供する事業者も増えてきています。わかりやすい例を挙げると、月額制の携帯保証サービスが該当します。

インフラ型

インフラ型は、生活や社会の基盤となるサービスを提供する形式のストック型ビジネスです。電気や水道、インターネットなどの生活インフラとなるサービスが該当します。

昨今は電力自由化や格安スマートフォンの増加など、インフラ型へ参入する事業者が大幅に増加しました。高齢化にともない、地域インフラとして宅食サービスや見守りサービスなどの注目も高まっています。

権利使用料型

権利使用料型は、著作権やノウハウを提供する代わりに使用料を支払ってもらう形式のストック型ビジネスです。特許技術使用料やフランチャイズ料、ライセンス使用料などが該当します。

権利使用料型のメリットは、安定した収入にプラスして変動売上を得られる点です。「著作権使用料(月額)+売上に応じたロイヤルティ」が発生するので、より多くの利益獲得を目指せます。

フロー型ビジネスの一覧

フロー型ビジネスは「労働や商品を対価に収益を得る売り切り型ビジネスモデル」です。

私たちが従来利用している小売店や飲食店、買い切り型のあらゆるサービスを指します。必要なときに必要なものを必要なだけ購入してもらえるフロー型ビジネスは、利益率が高く短期間で大きな利益を得られる点が魅力です。

しかし、継続的な購入や利用が確約されていないので、常に商品やサービスを提供し続ける必要があります。特に、新規顧客獲得を目指すときはマス広告やWeb広告、店頭などでのプロモーションが必須なので、売り手の負担が大きくなりやすい点に注意が必要です。

フロー型ビジネスに含まれる代表的な事業・業種としては、次のようなものが挙げられます。

製造型

製造型は、モノを製造して売る形式のフロー型ビジネスです。食品の製造・販売業者や自動車メーカーなどが例として挙げられます。

製造型は、製品のもとになる素材を作る「素材メーカー」、素材を加工・組み立てる「加工・組み立てメーカー」、素材開発から加工まで行う「総合メーカー」に分類されます。さらに、企業に向けた製品を製造する「BtoB型」と、一般消費者に向けた製品を製造する「BtoC型」の2つに分類可能です。

高度な技術やノウハウがあれば、中小企業でも国内外で大きなシェアを獲得することは不可能ではありません。

店舗型

店舗型は、店舗を運営することで利益を得る形式のフロー型ビジネスです。製造された商品を販売する量販店の運営や、美容室などの技術を単発で提供するビジネスが含まれます。

うまく集客できれば大きな収益を得られる可能性がある一方で、外的要因に影響されやすく、収益が減少するリスクも高いビジネスモデルです。安定した利益を得るには、集客やリピーター獲得施策に注力し続ける必要があります。

サービス型

サービス型は、サービスを提供する代わりに利益を得る形式のフロー型ビジネスです。単発のWeb制作や士業、コンサルティングサービスなどが該当します。教育や情報を提供する無形商材もサービス型に含まれます。

高度なサービスの提供や専門的な知識を必要としますが、運転資金を抑えられる点、実績を集客に直結させやすい点がメリットです。

 
ビギニャー

へぇ~。一口にストック型ビジネス・フロー型ビジネスといっても、こんなにいろいろなビジネスモデルが存在しているんですね。


 
シニヤン

そうなんだよ。各ビジネスモデルにはそれぞれ一長一短があるから、自社商材やリソースにあったビジネスを展開することが大切だよ。


 
ビギニャー

なるほどぉ。この考え方は、商品開発やマーケティング戦略の立案のときに大切になりそうですねっ。先輩、今後お客さんに適した戦略を提案できるように、それぞれの違いについてもっと教えてもらえませんか?

ストック型ビジネスとフロー型ビジネスの違いとは?

ストック型ビジネスとフロー型ビジネスの違いは、収益が「継続するのか」「一時的なものなのか」というポイントです。ストック型は、継続購入・契約してもらうことで収益の継続的な獲得を目指し、

フロー型は、商品やサービスを売り切ることで単発での収益獲得を目指します。

わかりやすい例を挙げると、雑誌の定期購読で毎月確実に購入してもらうのがストック型、雑誌を店頭で販売して必要な人に必要なときだけ買ってもらうのがフロー型に該当します。

各ビジネスモデルには、どのような特徴やメリット・デメリットがあるのでしょうか。より深く理解するためにも、さらに掘り下げて学んでみましょう。

ストック型ビジネスとは

ストック型ビジネスの特徴

ストック型ビジネスは、継続的に利益を得られる仕組みや基盤を作る「収益継続型モデル」のビジネス形態です。

一度きりの売上ではなく、商品やサービスを継続的に使い続けてもらうことを目指します。近年注目を浴びている、必要な期間内だけ契約して「利用する権利」を購入するサブスクリプション型サービスも、ストック型ビジネスの一種です。

ストック型ビジネスの成功には、継続的に利用してもらうためのCRMやデータベースマーケティングの活用が不可欠です。顧客情報を上手に活用する仕組みを整えて、「私のニーズを理解してくれる」「必要な情報・サービスを提案してくれる」と思わせることができれば、長く利用し続けてもらえるようになります。

ストック型ビジネスのメリット

ストック型ビジネスのメリットは、次の3点です。

  • 収益が安定しやすい
  • 営業活動にかけるリソースを減らせる
  • 外的要因に左右されにくい

ストック型ビジネスは、契約が続く限り継続的に収益が発生するので、外的要因に左右されにくく、安定収入を得られる点が最大の特徴です。収益を予想しやすいため、事業計画の見通しを立てやすい点もうれしいポイントでしょう。

一度購入・契約してもらえば継続的な購入が見込めるので、継続的な営業活動は不要です。最初にある程度顧客を獲得する仕組みを構築してしまえば、あとは自動で継続的な売上を維持できるケースがほとんどです。営業活動にかけるリソースを、サービス品質の向上や新しいビジネスに回しやすくなるでしょう。

また、ストック型ビジネスは外的要因に左右されにくいというメリットもあります。もちろん、一切影響を受けないというわけではありませんが、社会や経済の変化によって一気に売上が減ったり倒産に追い込まれたりするリスクは低い傾向にあります。

ストック型ビジネスのデメリット

ストック型ビジネスのデメリットは、次の3点です。

  • 初期費用と時間がかかる
  • 爆発的な収益を得にくい

ストック型ビジネスは最初に収益を上げるための仕組みを作る必要があるため、準備にコストや時間がかかります。例えば、サブスクリプションサービスを提供するプラットフォームの構築やスクール開設のための設備・人材への投資、サービス周知のための広告費などへの投資が不可欠です。初めのうちは思うような収益が出ないことを、しっかりと理解しておきましょう。

ストック型ビジネスは長く安定した利益を得られる反面、一時的かつ爆発的な利益を得にくいという特徴があり、短期間で多くの収益を得たい場合は適していません。

フロー型ビジネスとは

フロー型ビジネスの特徴

フロー型ビジネスとは、売り切り型ビジネスのことです。普段利用する小売店や飲食店、日用品など、買い切り型のあらゆるサービスを指します。必要なときに必要なモノを必要なだけ購入してもらえるフロー型ビジネスは、利益率が高く短期間で大きな利益を得ることも可能なビジネスモデルです。

一方で、継続的な購入や利用が確約されていないので、常に新規顧客やリピーターを獲得するために営業を続ける必要があります。特に、新規顧客獲得を目指すときはマス広告やWeb広告、店頭などでのプロモーションが必須なので、売り手の負担が大きくなりやすい点に注意が必要です。

フロー型ビジネスであっても、販売戦略によってはストック型ビジネスのように継続的な収益を得ることが可能です。

  • 月額を支払えば毎日無料で1杯コーヒーを飲める
  • 月額会員になれば月4回まで無料のマッサージを受けられる
  • 年会費を支払う代わりにすべての商品が30%OFFになる

上記のようなサブスクリプション型のプランを用意すれば、フロー型ビジネスをストック型ビジネスに転換できます。サブスクリプション型プランの導入は、収益の安定化はもちろん、顧客満足度の向上にも貢献してくれるでしょう。

フロー型ビジネスのメリット

フロー型ビジネスのメリットは、次の2点です。

  • 爆発的な収益増加を狙える
  • すぐに収益化しやすい

フロー型ビジネスは、爆発的な収益増加を狙える可能性があります。住宅や車のように単価が高い商材を取り扱う場合はもちろんのこと、低単価商材であっても、SNSで一気に注目が集まることによって大きく売上を伸ばせるケースがあります。

購入者や利用者がいれば、比較的すぐに収益化できる点もメリットです。例えば、新しく開店した飲食店でも、利用客が集まれば初日から大きな売上が得られますよね。売上が継続するかどうかは別として、短期間で利益を得たい場合はこちらが適しています。

フロー型ビジネスのデメリット

フロー型ビジネスのデメリットは、次の3点です。

  • 収益を安定させにくい
  • 継続的な営業活動が必要
  • 外的要因に左右されやすい

フロー型ビジネスは、単発購入で利益を得ることが基本となるため、収益が安定しにくい傾向にあります。店舗をオープンした当初に利用者が殺到しても、飽きられてしまえば収益がゼロになってしまう可能性は十分に考えられるでしょう。「いつ・どれくらいの利益が出るのか」を正確に予測できないので、事業計画を立てにくい点に注意が必要です。

また、常に新規顧客やリピーターを獲得するための営業活動が欠かせません。単に商品やサービスをリリースするだけでは、あっという間に競合他社に顧客を取られてしまいます。売上を出し続けるためには、一定のリソースやコストが必要になることを押さえておきましょう。

さらに、フロー型ビジネスは、外的要因に売上が左右されやすい傾向にあります。例えば、感染症による影響でたくさんの飲食店が売上を落としたのも、フロー型ビジネスが外的要因に影響を受けた結果です。流行や社会情勢の影響で大きく売上が伸びることもあれば、逆に売上がなくなることも考えられるため、常にリスクと隣り合わせである点に気をつけなければいけません。

 
シニヤン

応えられるニーズが違うから「どちらが優れている」とはいえないんだけど、これから企業が収益を安定させるには、ストック型ビジネスを取り入れることが不可欠かな。


 
ビギニャー

フロー型ビジネスを提供する企業でも、収益を継続させる工夫が必要になっていくということですね!せっかくなので、ストック型ビジネスで成功している企業の事例も知っておきたいです!


 
シニヤン

勉強熱心だね~、感心感心。

ストック型ビジネスの成功事例

ストック型ビジネスで成功を収めた企業の事例を3つ紹介します。

Amazon定期おトク便

Amazon定期おトク便は、洗剤や飲料水などの日用品を一定期間ごとに自動で注文できるAmazonのサービスです。従来その都度購入することが一般的だった日用品を定期購入してもらうことで、安定的な売上の獲得に成功しています。

定期購入を選択してもらえば在庫管理や売上予測を立てやすくなりますし、毎月まとめて商品を届けるため、配送にかかる手間やコストも削減できます。割引を受けられたり買い忘れを防げたりと、顧客にとってもメリットが多い魅力的なサービスです。

Netflix

月額定額制で映画やドラマを好きなだけ視聴できるNetflixは、ストック型ビジネスの典型的な例です。既存のコンテンツを配信するだけではなく、オリジナルコンテンツの制作・配信も積極的に行っており、多くの会員を獲得しています。

サブスクリプション型の動画配信サービスは他にも数多く存在していますが、独占配信やオリジナルコンテンツの提供により、それぞれが独自性の確立に成功しています。

noteメンバーシップ

noteは、クリエイターが文章や画像・動画などのコンテンツを投稿できるメディアプラットフォームです。基本的に無料でコンテンツの投稿・閲覧が可能なnoteですが、有料のメンバーシップ機能も実装されています。

メンバーシップとは、クリエイターの活動を応援したいユーザーに向けた月額サブスクリプションサービスです。ユーザーは月額費用を支払うことで、クリエイターが公開している限定コンテンツを閲覧できます。

noteメンバーシップは、個人の副業として高い人気を集めているストック型ビジネスです。また、メンバーシップの限定配信機能を活用し、ファンの育成を行う企業アカウントもあります。

 
ビギニャー

こうしてみてみると、ストック型ビジネスって身近なところにたくさんあるんですね!


 
シニヤン

そうだね。企業はもちろん、個人でストック型ビジネスの仕組みを作ることも可能だから、挑戦する人が増えてきているんだよ。これからは、ぜひマーケティング戦略にもストック型ビジネスの考え方を活かしてみてね。


 
ビギニャー

は~い、先輩!教えてくださって、ありがとうございました!

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